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【『ガラスの仮面』全巻】 2020.10.08 (Thu)

ガラスの仮面第29巻≪マヤと真澄と桜小路≫

 美内すずえ 『ガラスの仮面』 第29巻 ≪紫の影(2)≫

ガラスの仮面~マヤ(白目・光)

 【猛げいこ】

 黒沼龍三演出、舞台 『忘れられた荒野』 の出演者顔寄せの場。主演の 「狼少女ジェーン」 を演じるマヤの相手役 「スチュワート博士」 は桜小路優に。 再会を懐かしみ、稽古にも熱が入る (「舞台の上ではライバル…!」)。桜小路のガールフレンド麻生舞、そんなマヤと桜小路の仲を勘ぐる。


 この 「狼少女ジェーン」 編、前巻から始まった稽古は第32巻の開演までコミックス5冊にわたって続く。マヤたちの恋の三角四角関係と並行させておりそちらはがぜん面白くなるのだが、さすがに長い。



 【マヤと真澄と桜小路】

 マヤ、真澄の縁談の記事に複雑な心境。思わず真澄に電話。(マヤ「どうかお幸せに!!」 水城 「いつまでも信号は赤ではありませんわよ」

 マヤ、“紫のバラのひと” の代理人・聖唐人と会う。聖の落とし物を届けようと追いかけるが、そこに現れたのは真澄! マヤ、真澄の見合い話に機嫌を損ねる (真澄 「嫉妬している…?」 「あの子がおれに…?」)。

 ラストはマヤと桜小路の猛稽古。マヤ、桜小路に迫真の演技で抱きしめられ、思わずハッとする
「死ぬな!ジェーン」 「桜小路くん…!?」)。


 ふたりきりでの稽古中に桜小路からキスされそうになりながら(「マヤちゃ…」)、“紫のバラのひと” からフランスのメイク道具を贈られるとコロッと忘れちゃうマヤちゃんのつれなさが好き。
 聖唐人を追いかけて真澄と遭遇する推理トリック調のくだり、アニメやドラマでやったら盛り上がりそう。これら巻のラストにかけてはおもしろかった。
 文庫版17巻もおわり。


 ≪今週の美内先生≫
 (コミックス版) 空きスペースに美内すずえ公認ファンクラブ 「ベルシティ」 のお知らせ。 宛先の郵便番号が、都内なのに3ケタというのが時代を感じさせる。入会金200円、年会費3000円で会誌・会報などが届くらしい。あなたも 「おともだちの 『わ』 をひろげよう」 (←いいとも!(初版1984年)
 ちなみに、美内作品の書き文字といえば 「シーン」「ツーン」。ここでも 「ベルシティ」「ベルツティ」 になっているのは、美内先生ご自身の筆? 第21巻末の履歴書の筆跡とも似てる?


 
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