FC2ブログ

【欧州&世界映画】 2010.10.18 (Mon)

『地下鉄のザジ』――ルイ・マルふたたび――

blog_import_4d93208edcb30.jpg


 1960年代フランス映画 「ヌーベルバーグ (新しい波)」 の旗手、ルイ・マル監督。
 この秋、その作品群がニュープリントされたというので、いくつか見にいってきました。

 「ルイ・マル」といえば、何といっても 『死刑台のエレベーター』!! (※前に書いた記事へ)
 ぼくにとって、歴代サスペンス映画の中でも1、2を争うくらいの名作。これか 『太陽がいっぱい』 か。

 でも同じくらい・・・いや違った意味で大好きなのが、『地下鉄のザジ (1960仏)』
 シリアスな 『死刑台・・・』 から一転、お茶目な女の子とおじさんの追いかけっこがとっても楽しい、スラップスティック・コメディです。


 
 【YouTube】 映画 『地下鉄のザジ』 予告


 可愛くて小ナマイキなカトリーヌ・ドモンジョちゃん。
 「♪くるっ、くるっ、クレラップ♪」 CMのいたずらっ娘も、この映画がモデルなのかな? おかっぱ頭に赤いセーターとグレーのプリーツスカートが、シンプルだけどおしゃれ。
 それから、彼女にさんざん振り回されるおじさん役は、『ニュー・シネマ・パラダイス』 のフィリップ・ノワレだったのか。このたび初めて気付きました。 (追いかけっこの人は別のおじさん)

 一方で、バッサリ編集やコミカルな早回しなどの大胆不敵なモンタージュ(映像編集)技法は、「ヌーベルバーグ」 一派をリードした映画の革新。
 ジーンズも若者の反抗のシンボル。
 おてんば少女の可愛さを借りて、じつは旧社会の破壊と再創造を企んでいたルイ・マル、あなどれません。

 次は 『さよなら子供たち』 と 『五月のミル』 を見てきます。

 
関連記事
21:46  |  欧州&世界映画  |  コメント(0)  |  EDIT  |  上へ↑

*Comment

コメントを投稿する (ログイン不要/コメントは承認後に表示されます)

URL  未記入でもOK
コメント
パスワード  あなたの編集・削除用。適当な文字を。
内緒  管理人だけに表示
 

▲PageTop