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【京都・奈良&和ふう】 2010.10.26 (Tue)

たまには織部

 
知人主催のお茶会の準備をしてきました。
 
お手伝いのあとにお茶を点(た)てていただくのが、最高のごほうびなんです。
 
この日の茶碗は漆黒の ≪織部黒≫ をリクエスト。 こういうわがままも本番前だからこそ。
 

ぼくは、モダンだけど奇をてらいすぎる ≪織部焼≫ があまり好きじゃないのですが、
 
絵付けに造形と、その意匠の大胆さはやっぱり刺激的。
 
それに、たまには織部に触れていないと ≪織部黒≫ と ≪黒織部≫ がごっちゃになって
 
違いが分からなくなってしまうのです。


全部まっ黒なのが≪織部黒≫、半分だけ黒いのが≪黒織部≫・・・。ややこしい!
 
 
 
 

 【織部黒 (おりべぐろ)】
 全体がつややかな黒。 底の部分だけ地の土色が残っている。
 ・・・これら 「織部焼」 は大胆にゆがんだ 「沓型(くつがた)」 も大きな特徴。利休門下の異端児・古田織部の好みに由来している。
 
 
 

  【黒織部 (くろおりべ)】
同じ 「黒」 でも半分くらいはゆう薬をかけず、地の土色。そこに、画面を四角に切り取った 「窓絵」 など、自由奔放な文様をほどこす。 

 
 
 

ぼくは同じモダン、同じ 「美濃焼」 でも、スタイリッシュな≪瀬戸黒≫派。 
 
 
 

  【瀬戸黒 (せとぐろ)】
「織部黒」 同様に全体を黒く焼きつけているが、こちらの造形はまったくムダのない端正な円筒型。 底の 「高台」 は限りなく低く、扁平な見た目。
 
 
 
 
 
いまだ咲かない花、遅れ気味の紅葉・・・
 
この夏の猛暑で、庭の草木も季節をはかりあぐねているようです。
 
そんな戦国並み?の慌ただしさだから、型破りな≪織部≫がしっくりきたのかもしれません。
 
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