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【JAZZ】 2011.01.22 (Sat)

円熟の 『ハウ・ハイ・ザ・ムーン』

 
 YouTubeでジャズのお宝映像を見ていたら、ふたりの老巨星の演奏にたどり着きました。

 女王エラ・フィッツジェラルドと、ジャズ・バイオリンの第一人者ステファン・グラッペリ。 曲は、おふたりとも得意にしていたスタンダードの名曲 『ハウ・ハイ・ザ・ムーン』
 どちらも技術面ではだいぶ落ちてしまってはいるけど、えも言われぬたたずまいがむしろ味わい深い。家庭的で温かい、ライブならではの雰囲気も演奏を盛りたてます。 これぞ人徳のなせる業。

 ・・・まずはエラの歌から。 来日時の映像でしょうか?


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  【YouTube】ELLA FITZGERALD "HOW HIGH THE MOON" (写真は全盛時の名盤『エラ・イン・ベルリン』)


 YouTubeの関連動画には全盛期の歌唱もあり、その怒涛の、土石流のようなスキャットはひれ伏させるほど圧巻。でもこういう、グランマがノリノリで歌っている姿だって可愛いらしくって、スタンディング・オベーションするならこっち、という楽しさ。
 いつも思ってました、こういうばあちゃんが欲しかった。




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  【YouTube】Stephane Grappelli Plays "How High The Moon" (写真は手持ちの愛聴盤 『時さえ忘れて』)


 一方のグラッペリ。
 パリジャンらしく上品で軽快、あふれるスウィング感。親しみやすい演奏ゆえに娯楽文化の中で消費され、CDなどはかえって歴史に埋もれているのが残念。今なら、同じフランス音楽界の巨匠ミシェル・ルグランと組んだ盤がポピュラーでしょうか。
 ぼくは亡くなる前の最後の来日公演に間に合いました。
 80越えても第一級のクオリティには頭が下がる。ほんといい思い出です。


 ・・・Youtube動画を貼りつけていたのですがやめました。リンク先だけ残しておきます。

 
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