【クラシック音楽】 2009.11.21 (Sat)
驚異のシモン・ボリバル・ユース・オーケストラ!
「グローバリゼーション」 の名のもと ベルリン・フィルほか名門オーケストラがとことんつまらなくなる中、
久々に熱い演奏を見つけました。
グスターボ・ドゥダメル指揮
シモン・ボリバル・ユース・オーケストラ・オブ・ベネズエラ
長い!
貧困層の子供たちに音楽教育をほどこそうという南米の教育団体。
その選抜メンバーで構成された いま話題のオケです。
先日のBSで、大好きなチャイコフスキーの 『交響曲第5番』 をやっていたのですが、下はそのアンコール。
技術やアンサンブルうんぬんはともかく、このパワーと明るさはなんなんだ!?
【TouTube】 シモンボリバル・ユース・オーケストラ ノリノリのアンコール! (勝手に掲載ごめんなさい)
ノッたり踊ったりなら、まぁ学生オケでよく見るパフォーマンス。
それよりこのインナー・マッスルの厚みと バイタリティの輝きときたら!
ストラディヴァリウスなんか使ってる優等生チャンにはぜったい!出せない音だ。
観客席も、今日のクラシック演奏会ではまずありえないスタンディング・オベーション。
おあいその 「ブラボー」 ではなく、ぼく同様、芯から心を奪われたのがよく分かります。
うんうん、これならいくらお金を出してもいい。
この来日公演は'08年12月。 次はいつだろう・・・?
経験や名声を重ねるほどつい 「守り」 に入ってしまうものですが、
彼らにだけは、愚直なまでの若い力を貫いていってほしいものです。
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