【クラシック音楽】 2013.05.22 (Wed)
水曜日はワグナーを聴いて♪ (生誕200年)

その代表作といえばドイツ・オペラの最高峰、楽劇4部作 『ニーベルングの指環』。
勇壮な 『ワルキューレの騎行』 の旋律で有名ですね。 権力をつかさどる指環をめぐって、神々や人間の英雄、強欲な小人族らが入り乱れて争う冒険ファンタジー巨編。
前夜 『ラインの黄金』
第1夜 『ワルキューレ』
第2夜 『ジークフリート』
第3夜 『神々の黄昏』
もとは北欧神話がベース。物語の世界観は本作を経て、『ロード・オブ・ザ・リング』 に受け継がれました。他にも 『スターウォーズ』 や 『ドラゴンクエスト』 など、このへんの冒険ファンタジーは何かしら影響を受けています。
壮大な物語の中心となるのが、神々の長ヴォータン。英雄として育った我が子に(ここでは孫に)立ちはだかる、ダースベイダーのモデルになったキャラクターです。
彼がよこしまな心を起こしたことから、争いの悲劇が始まります。
ちなみに、西洋では水曜日のことを 「ウォータンの日」 と呼びます。すなわち 「Wednesday」 の語源。他のTuesday、Thursday、Fridayもヴォータンの周辺、北欧神話の神々から名付けられました。
「Tuesday」 は軍神テュール(Týr)に由来。この 『指輪』 4部作には出てないよね?
「Wednesday」 は主神ウォーデン(Woden)、ウォータン、ヴォータン、オーディーン(英語)など。なんで「ウェンズデー」に「d」の字が入るのか子供のころ疑問だったが、これで納得。
「Thursday」 は雷神トール(Thor)。ドイツ語ではドンナーと呼ばれ、『ラインの黄金』 にウォータンの勇ましい弟として登場。
「Friday」 は美の神フレイヤ(Freyja)。『ラインの黄金』 ではフライア。ウォータンの妻フリッカの美しい妹として、各族が奪い合う。
なおSunday, Monday, Saturdayは、日本語と同じく太陽・月・土星(サターン)に由来。
CDは、ジェームズ・レヴァイン指揮・メトロポリタン歌劇場の盤を愛聴しています。(上の写真)
「レヴァイン&メト」 といえば、豪華演出の映像つきで見てナンボ、というイメージがあったのですが、いやいや、音だけでも堂々風格にあふれていて立派立派。 何より、歴代の巨匠の演奏より音がいいのが素晴らしいではありませんか。 1987~89年、デジタル録音。
・・・ところで来たる10月10日、今度はイタリアのオペラ王ヴェルディの生誕200年ですね。 木曜日はファルスタッフを聴きます。
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