FC2ブログ

【クラシック音楽】 2007.12.18 (Tue)

ヴェルディ、怒りのレクイエム

12754083894c053005a8e4b_import.jpg


クリスマスも近いので、宗教音楽でも聴こうかとCDを探したのですが、

よりによってオペラ王ヴェルディの 『レクイエム』 に夢中になってしまいました。


 じゃっ! じゃっ! じゃっ! じゃっ! じゃっ!
 でぃーぇ…
 でぃーぇ…
 でぃーえすぃれーっ!!



この 『怒りの日(Dies Irae)』 のフレーズは、テレビCMやバラエティ番組などでも、

興奮をあおる場面でよく使われていておなじみですね。


モーツァルトやフォーレ作曲の 『レクイエム』 と比べ、ヴェルディは終始怒りっぱなし。

イタリアはパルマの人だけあって、生ハムとチーズばっか食って、酒かっくらってたんじゃないでしょうか。

血圧高そうです。



ちなみに、ぼくがもともと持っていたのは、ムーティ&ベルリン・フィル盤('89)。

でもワゴン・セールで売ってた格安500円CDなので、音がテロンテロンとゆがんだ粗悪品。

そこでこのたび、名演と評判が高いアバド&ベルリン・フィル盤('01=写真)を買いました。

2枚組で2500円というのがうれしい。


さっそくお目当ての 『怒りの日』 を聴いたところ、思わずゾクゾクッと鳥肌が!

ぶ厚くふるえる魂、渾身の猛攻撃。すごいぞアバドさん。

・・・冷戦終結やアバドの大病など、アバドとベルリン・フィルの 「結婚」 は

決して幸福なものではありませんでしたが、最後の数年はなんとか面目を保つことができました。

ここで聴かせる迫力の響きは、アバド自身、死の淵から生還した者の 「凄み」 と言えるでしょうか。


この年の瀬、108の煩悩は 「審判の炎」 に焼き尽くされてしまったような気持ちです。

この身もろとも灰ひとつ残らず…、そんな驚きと興奮に満ちた、聞きしに勝る名演でした。

 
関連記事
23:55  |  クラシック音楽  |  TB(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  上へ↑

*Comment

コメントを投稿する (ログイン不要/コメントは承認後に表示されます)

URL  未記入でもOK
コメント
パスワード  あなたの編集・削除用。適当な文字を。
内緒  管理人だけに表示
 

▲PageTop

*Trackback

この記事のトラックバックURL

→http://nacchann0904.blog115.fc2.com/tb.php/358-d9b548e4

この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

この記事へのトラックバック

▲PageTop