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【京都・奈良&和ふう】 2008.01.11 (Fri)

利休派? 遠州派?

 
松屋銀座の 『小堀遠州』 展に行ってきました。

(「信長・秀吉・家康」の戦国三傑があるように、) 千利休古田織部に続く茶道3大巨匠のひとり。

作庭、建築、書などでも頂点を極めた江戸初期の総合文化人。


戦国期のストイックな利休にくらべ、天下泰平期の優美で洗練された彼の趣味は、

「きれいさび」 などと言われています。

余計な装飾をとことん 「引き算」 していくのが利休なら、ここぞとワンポイントの「花」を添えるのが遠州。


この催しには、そんな彼の美意識を伝える素晴らしい茶器の数々が展示されていましたが、

本当いうと、デザイン過多の遠州趣味より、シブくて重厚な利休好みの黒楽茶碗のほうが好き。

でもでも、茶室にお呼ばれするなら、スマートで開放的な遠州派。

その日の気分にもよりますが、ガンコな利休さんと膝突き合わせていたら、息が詰まってしまいそうです。


遠州が手がけた、京都・大徳寺孤篷庵<こほうあん>の茶室 「忘筌<ぼうせん>」、

庭の景色を四方から障子で切り取る構成の美しさは、心に焼き付いて離れません。



…とつらつら書いてきましたが、文章だけではイメージが沸かないというもの。

かといって、ただ写真をどっかからパクッてくるだけでは芸がない。

そこで大胆にも、遠州および利休の趣味を、ガンダムのモビルスーツに例えてみました。




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≪遠州好み≫

 均整の取れたプロポーション。白地に赤、青、黄をほどこした瀟洒な美的センス。連邦軍のエース機 「ガンダム」 こそ、寛永のセレブ侍・遠州にふさわしい。




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≪利休好み≫

 一切の無駄を排したデザイン、手のひらに伝わる素材の温かみ…。利休ならジオン軍の原点 「旧ザク」 の、えも言われぬたたずまいが分かるはず。ぼくもファンです。



 ちなみに、利休の高弟にして遠州の師であるもうひとりの巨人・古田織部なら、武人らしく重厚感あふれる 「ジオング」 に惹かれることでしょう。その名を冠した 「織部焼」 といえば、何といってもあの奇抜な造形!
 「へうげもの」 の美学、えらい人には分からんのですよ。


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≪織部好み≫



写真は 「機動戦士ガンダム公式web」 より、ありがたく無断拝借。

若さゆえのあやまちというものです。

 
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