【京都・奈良&和ふう】 2009.01.14 (Wed)
京都大原、冬
冬の京都大原に行ってきました。
子供のころ連れて来られたことがあるそうですが、まったく記憶にないまま今日まで。
あったかいお茶とささやかな旅情を胸に、バスに揺られること小1時間…。
京都大原とくれば、何といっても ≪三千院≫ でしょう。
折からの雪も残って情趣をそそります。
思った以上の広さの境内には、仏像あり苔庭ありと、さすがの見どころ。(毎度写真なし)
そしてお隣は、竹林の豪放な生命感に圧倒された≪宝泉院≫。
再建された ≪寂光院≫ に、3大如来の仏像を蔵めた ≪来迎院≫ なども…。
それぞれの参道こそ小ざっぱりとしたお店で整備されていましたが、
ひとたび目抜き通りを外れたら、どこか懐かしい冬の田んぼが広がっていました。
想像していたとおりの、侘びれ寂びれた山里の風情。
子供じぶんに印象に残っていないのも当然かもしれません。
変わることのない、そして余計なものが何もない自然体の風景は、
訪れた人の 「想い」 を加えてはじめて熱を放つというもの。
春でも秋でもない、冬の大原だからこそ、そんなことに気付かせてくれました。
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