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【『ガラスの仮面』全巻】 2021.01.09 (Sat)

ガラスの仮面第32巻≪『忘れられた荒野』 嵐の初日≫

 美内すずえ 『ガラスの仮面』 第32巻 ≪紫の影(5)≫
 前巻から10か月後の刊行(1986.06)。「半年に1巻」 ペースから、さらに 「1年に1巻」 ペースに鈍化。
ガラスの仮面~マヤ(白目・光)

 【真澄の挑発】

 (『イザドラ!』 初日パーティーの続き・・・)
 真澄に挑発されたマヤ、居並ぶ演劇界の要人の前で渾身の演技をぶつける。真澄の思惑どおりマヤと 『忘れられた荒野』 は注目の的になり、アカデミー芸術祭復帰への道が開く。

 紫織、真澄の本棚にマヤの写真アルバムを見つける。胸中にわきあがる疑念 (「あの少女はいったいあなたのなんなのですか…?」)。


 「狼少女」マヤに噛まれた傷口にくちづけする真澄。憎まれ役を望んで演じながら、マヤの怒りに複雑な思い。これまで感情を隠して生きてきた自分自身も混乱していることが語られる。



 ≪今週の 「紫のバラのひと」≫
 聖唐人、花屋に扮してマヤに紫のバラを届ける。初日にはかの人が観劇に来るという (「約束は守られる方です」)。


 ・・・真澄は自身と“紫のバラのひと”、ふたりぶんの約束を守ったわけだ。カックイー!



 【嵐の初日】

 いよいよ 『忘れられた荒野』 初日。 ところが、よりによって巨大台風が東京を直撃! 街は寸断され、亜弓や麻生舞ですら来場を断念。劇場で待つマヤたちも上演をあきらめかけたその時、ひとり真澄だけが駆けつける!
 豪雨が吹き込み、停電に見舞われる中、たったひとりの観客のための幕が上がる・・・。

 (あらすじ…) 20世紀初頭、東欧カルパチアの山奥で、野生の狼に育てられた少女が発見される。青年学者スチュワートは少女をジェーンと名付け、人間としての再教育をほどこしていく…。

 マヤ、突然の停電にも微動だにしない熱演 (真澄 「ずっとジェーンのままだったのか…」)。 真澄、あらためてマヤの才能と情熱に心打たれるとともに、「商品としての女優」 を超えた愛情のまなざしをマヤに注ぐ (「おれの中の嵐も、当分やみそうにもないな…」)。

 台風一過の公演2日目。演劇界の大物が続々と詰めかける中、行方不明だった月影の姿も・・・。


 嵐の中、約束を守ってただひとり駆けつけた真澄の男気には、乙女みたいに 「キャーキャー」 ものだった。劇中劇そのものより、マヤと真澄の恋の行方に大興奮!
 「この日の舞台がやがて運命的なものになろうとは」 ・・・って~!? キャーキャー!

 
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