【この本!】 2018.03.06 (Tue)
巷に花粉の降るごとく、わが心にも鼻たれる
ヴェルレーヌ『言葉なき恋歌』
きょうの一冊/『ヴェルレーヌ詩集』 堀口大學訳
いつもよりひと月遅れで花粉症がはじまりました。
昨夏の長雨のおかげで今年の花粉は少ないらしいけど、暖かくなるとそうはいきません。
あわてて薬を飲んだものの、効きはじめるまでつらかった。
薬に慣れるまで眠気や渇きの副作用もあるし。(ちょうど土日だったので峠は越えた。)
一部の市販薬は 「セルフメディケーション税制」とやらで控除の対象らしいけど、
薬代に年間12000円も使うわけないバカ健康体なのがうらめしい。
どっちつかずの寄る辺なき我が身の上を嘆きつ。
春の日にびょろろんと鼻水の
身にしみて干からびるにうら悲し ――(平成の)ヴェルレーヌ (上田敏訳)
Les sanglots longs des violons de l'automne, blessent mon cœur d'une langueur monotone.

きょうの一冊/『ヴェルレーヌ詩集』 堀口大學訳
いつもよりひと月遅れで花粉症がはじまりました。
昨夏の長雨のおかげで今年の花粉は少ないらしいけど、暖かくなるとそうはいきません。
あわてて薬を飲んだものの、効きはじめるまでつらかった。
薬に慣れるまで眠気や渇きの副作用もあるし。(ちょうど土日だったので峠は越えた。)
鼻炎薬(抗ヒスタミン薬)には 「効果は強いが副作用も大きい」 第1世代と、その逆の第2世代の薬がある。 「マレイン酸~」とついていたらたいがい第1世代。第2世代は「アレグラ」「アレジオン」「ザジテン」などが有名。
なりふり構わぬ「第1世代」派としては、飲み始めの数日間はうまく副作用を管理してやりすごすほかない。
一部の市販薬は 「セルフメディケーション税制」とやらで控除の対象らしいけど、
薬代に年間12000円も使うわけないバカ健康体なのがうらめしい。
どっちつかずの寄る辺なき我が身の上を嘆きつ。
春の日にびょろろんと鼻水の
身にしみて干からびるにうら悲し ――(平成の)ヴェルレーヌ (上田敏訳)
Les sanglots longs des violons de l'automne, blessent mon cœur d'une langueur monotone.
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