【  NBA】 2017.05.05 (Fri)

NBAプレイオフ2017~1回戦!


 米プロバスケNBAは、いよいよ今季の王者を決めるプレイオフ・トーナメント戦へ。ほんの簡単な記録がわりですが、ひいきのスパーズを中心に1回戦のもようをまとめました。

NBAロゴ
 ≪西①ゴールデンステート・ウォーリアーズ vs.
                   ポートランド・トレイルブレイザーズ⑧≫

 今季も優勝候補筆頭、公式戦首位のウォーリアーズは、大型移籍のK・デュラントが公式戦後半に長期欠場してややバタついたが、大エースのS・カリーら生え抜き組が本来の力を発揮。デュラント獲得の代償で層が薄くなったといわれたベンチ陣も経験を積むことができた。デュラントは公式戦の最後に復帰、王座奪還に向けて死角なし。
 一方、西の8位・最後のイスはずっとナゲッツが守っていたが、ブレイザーズが終盤の猛追で引きずりおろした。斬り込み隊長D・リラードのここぞの爆発と牽引力はさすがだが、やはりウォリアーズのぶ厚い戦力にはかなわないだろう。

 ウォーリアーズ4勝0敗。デュラントが半分欠場したがハンディにもならず、まったく寄せ付けなかった。
 次は組織守備のジャズが相手だが、ここも戦力差は歴然。問題ないだろう。



☆  ★  ☆


 ≪④ロサンゼルス・クリッパーズ vs. ユタ・ジャズ⑤≫
 チームカラーは対照的だが、同率で並んだ力は伯仲――。
 5年ぶり出場、田舎の貧乏球団ユタ・ジャズの健闘は喜ばしい限り。地道に育てたB・ヘイワーズら若き逸材たちに、G・ヒルら実績あるベテランが新たに加わり組織力に深みが。平均失点は100点未満の堂々1位。
 かたや大都会L.A.のクリッパーズは、適材適所のぜいたくな補強で今の強さを築きあげたが、毎年このあたりの順位で頭打ちな状態。スターたちの契約はそろってこのオフに切れるため、今季がラストチャンスとも言われている。

 ジャズ4勝3敗。クリッパーズはガラスのエースB・グリフィンが今年も途中離脱。現代最高の司令塔C・ポールには彼らしからぬ勝負どころでの苛だちが。そしてD・リヴァース監督はスター軍団をまとめる人望にこそ定評があるが、ここへきて組織力に対抗する戦術の見劣りがそれぞれ目立った。
 勝ち上がったジャズも中1日で次のウォリアーズ戦へ。ただでさえ優勝候補相手に気の毒というほかないが、少しでも苦しめてひとつ名を揚げてほしい。



☆  ★  ☆


 ≪③ヒューストン・ロケッツ vs. オクラホマシティー・サンダー⑥≫
 今季の年間MVPの2大候補が激突する目玉対決。
 サンダーのR・ウェストブルックは 「年間成績のトリプルダブル(3部門2ケタ)」 と 「年間トリプルダブル回数(42試合)」 を50余年ぶりに更新する大快挙を達成、今シーズンの話題を独占した(&得点王)。しかしロケッツのJ・ハーデンも決して遜色ない成績だし(アシスト王)、チームの躍進という点では彼が上だ。
 選手層では優れたシューターを多数そろえたロケッツが優勢。超攻撃力どうし、ノーガードの打ち合いが見られるか。(ハーデン、R・ジャクソン、デュラント・・・サンダーは主力に去られっぱなしでその代わりを加えなかったのか。どういう契約・補強してたのか。またひとりでやりたがるウェストブルックの姿勢も、周りが育たない原因だ。)

 ロケッツ4勝1敗。やはりサンダーはウェストブルックひとりでは勝てなかった。
 ロケッツはウォリアーズにも比肩するはずの3ポイント砲が不発。どうしても水もの・バクチものになってしまうが、次の百戦錬磨スパーズ戦はあれこれ言う前に頭から主導権を握りたい。



☆  ★  ☆


 ≪②サンアントニオ・スパーズ vs. メンフィス・グリズリーズ⑦≫
 今季も全体2位の常勝スパーズは、K・レナードが立派な新エースに成長して世代交代は順調に見える。だが他の顔もあれこれ入れ替わっており、この大舞台で信頼して使える駒は意外と多くない。また一年を通してじっくり戦わせれば強いが、一発勝負のプレイオフでは勢い負けすることも。日替わりでいいのでレナード以外も大爆発を見せてほしい。年寄りが多いので、敵の規格外エースをいかに止めるのかも悩みの種だ。
 対するは、強固な組織守備でしぶとく生き残ってきたグリズリーズ。数年前には優勝候補スパーズを破ったこともあり、自分たちのバスケができればこんなに恐ろしい相手はいない。
 やはり問題は地方小球団ゆえの選手層の薄さ。よりによって決戦直前、守備職人T・アレンが負傷離脱。今季大型契約のC・パーソンズも長期欠場でとんだムダ金に終わっている。(なんでケガ持ちのたかだか15点選手と20億円契約するかね。金持ち球団と同じことするかね!)

 スパーズ4勝2敗。「組織」のチーム同士らしく、しっかり守り、高確率で決め、ミスも少ない、接戦に次ぐ接戦のじつに素晴らしいシリーズだった。世間では人気のロケッツとサンダーがいきなり当たってもったいないという声がもっぱらだが、むしろこういう大人のチームがつぶし合うほうがずっと惜しい。彼らを観た後ではロケvs.サンの大味っぷりに笑ってしまった。
 しかしスパーズにすれば手負いの格下に苦戦はいただけない。エースのレナードは文句なしだが、ガソルやジノビリら周りの攻撃手がしぼんでいる(公式戦終盤から)。次のロケッツ戦は経験値や戦術では優っているので、相手の芽をしっかり摘んで勢いに乗らせないようにしたい。



【続き・・・】

NBAロゴ

 イーストは以前ほどの低レベルではなくなったが、東2位クリーヴランド・キャヴァリアーズ・・・というより “キング” レブロン・ジェームズを倒せるような迫力ある顔がいない。1回戦ペイサーズを4タテで下し、次は大舞台に弱いラプターズ戦。
 東1位を奪取したボストン・セルティックスは、頼みのエースI・トーマスが直前に妹さんを交通事故で亡くすという悲劇。ブルズに2連敗からの4連勝で何とか駒を進めた。2回戦はJ・ウォール率いるウィザーズとスーパー司令塔対決。

 ・・・次は1か月後あたりにお会いしましょう。See you!


 
関連記事
20:21  |    NBA  |  コメント(0)  |  EDIT  |  上へ↑

*Comment

コメントを投稿する (ログイン不要)

URL  未記入でもOK
コメント
パスワード  編集・削除用。適当な文字を。
内緒  管理人だけに表示
 

▲PageTop