【  NBA】 2017.03.27 (Mon)

NBAスパーズ'16-17③≪新時代のエースたち≫

SAスパーズ

 NBA2016-17公式戦は残り10試合を切り、意識は早やプレイオフへ。わが応援するサンアントニオ・スパーズ、新時代のエースたちについて。



 ≪エースたち≫
 ◆2年連続オールスター先発出場を果たすなど、いまや押しも押されもせぬ大エースに成長したクワイ・レナードは、今まで以上に攻守に大車輪の活躍。初の年間MVP(昨季は投票2位)そして守備MVP連覇の有力候補でもある。
 何より素晴らしいのは好不調の波がないこと。連続2ケタ得点試合は100試合を超えて球団の歴代3位に(上はG・ガービンとD・ロビンソン)。ここぞの決勝弾を決める勝負強さも光り、高まる名声に浮かれる性格でもないので、欠点らしきものは見当たらない(不愛想なくらい)
 怖いのは酷使による疲労とケガ、そしてチームが彼に頼りすぎること。今の時代、特定の超人的活躍はそれほど怖くない、控えが出ても勝てる総合力の怖さを示したのがスパーズのはず。ポポヴィッチ監督のこと、そのへん抜かりはないだろうがくれぐれもよろしく!


 ◆昨季鳴り物入りで移籍してきたラマーカス・オルドリッジは、レナードと並ぶ新エースとして、年俸20億円としては物足りなく映るが、数字に表れない守備も含めて無くてはならない大黒柱に。あまり爆発はせず時々「空気」になるものの、大きなスランプもないのはこの人らしい。
 移籍2年目、チームにすっかりなじんだと言うべきなのか。分かりやすいエースの目安として、平均20得点に乗せてほしいと願うのはぜいたくなのか(いま17点7リバウンド)
 3月に持病の心臓病再発が心配されたが、幸い大事に至らずすぐに復帰。


 ◆3pシューターにして名ディフェンダーのダニー・グリーンは、エースではないが彼もスパーズ新時代の中軸となるべき存在。
 ところがこの2年シュートが絶不調で、10本打って得点1ケタなんてのもザラ。たまにポンポン入るものだから、成績上には表れにくくて余計に厄介だ。レナードがエースとして前面に出だしたので、彼は裏方に下がっただけ、という見かたもできるのだが・・・。
 あまりの不調に「先発から降ろせ」なんて声も聞こえるが、スパーズは先発と控えが同等。まず守備から固めて、攻撃タイプはベンチから出撃する戦法なので、堅守の彼は先発のままでいいと思う。
 ・・・だとしてもシュートが入らなさすぎる! あと3点、せめて平均得点2ケタに乗せてくれればチームがずっと楽になるのに。せめてプレイオフでは、R・ウェストブルック、J・ハーデン、S・カリーらを止める“神”ディフェンスを見せてほしい。せめて。


 ◆名将グレッグ・ポポヴィッチHCは今季、20年連続勝率5割超のNBA新記録と、同一チームでの監督最多勝記録(1000勝超)を成し遂げた。
 T・ダンカン(引退)、B・ディアウ(⇒ジャズ)、D・ウェスト(⇒ウォリアーズ)、B・マリヤノヴィッチ(⇒ピストンズ)などインサイドを中心に選手が流出したが、ドゥエイン・デドモン(C)、ダヴィス・バータンズ(F)、デジョンテ・マーレー(PG)など、国内外から未知の人材を発掘してうまく使っている。ここは控え組の「セカンド・ユニット」がしっかりしているので、彼ら新人は先発で経験を積ませてもらえるのは大きい。

 一方で、強豪チームによるあからさまな選手温存が相次ぎ問題に。健康な選手を休養のために欠場させるのはポポヴィッチのスパーズがやり始めたこと。たしかに、広大な国土を飛びまわっての連日連戦はハードの極みで、リーグは開幕を早めて日程をゆるめるなど対策が練られているが、それで温存策がなくなるとは思えない。
 「試合に出るのはお前の仕事」というある選手OBの言葉はごもっとも。高いチケット代や放映権料を払わされるファンの身にもなってほしい。せめて会場で握手会でもさせたらどうだ?


 いまスパーズは勝率8割弱で、全体2位以上はほぼ安泰。一時は“目の上の”ゴールデンステート・ウォーリアーズと並んで全体首位に立った(※直接対決で勝ち越し確定のため、勝率で並べばスパーズが上位になる)。プレイオフでの地元優先権を得るためには首位であるほうがいいが、対戦相手との相性を考えると西2位でもいいという見かたもある。さていかに。


 
関連記事

タグ : NBA バスケットボール  テーマ : NBA  ジャンル : スポーツ

21:10  |    NBA  |  コメント(0)  |  EDIT  |  上へ↑

*Comment

コメントを投稿する (ログイン不要)

URL  未記入でもOK
コメント
パスワード  編集・削除用。適当な文字を。
内緒  管理人だけに表示
 

▲PageTop