【  NBA】 2017.03.21 (Tue)

NBAスパーズ'16-17①≪新加入のフロントコート陣≫

SAスパーズ

 米プロバスケNBA、わが応援するサンアントニオ・スパーズは、20年来の大黒柱ティム・ダンカンが引退しながら変わらぬ強さだが、他にも入れ替わりが多く、各人の契約内容なども細かく見るとやはり「再編期・過渡期」な印象。(再編期でこれだけ強いのはさすがだが。)
 彼らの目標は「優勝」あるのみ。だからこういう地味な戦い方でも高く支持されている。しかし今季はその迫力や威圧感を感じず、今季の優勝を望むには頼りない。



 ≪新加入のフロントコート陣≫
 ◆ダンカンの後釜として入ったベテランのパウ・ガソルは及第点(年俸10ナン億円にしてはヌルいが)。2月のチーム恒例 “ロデオ・ロード・トリップ(敵地連戦)” 時に負傷欠場したが、無名の新加入ドウェイン・デドモンがしっかり後を守った。掘り出し物のデドモンはスパーズ好みの地道な肉体労働型。(ちなみにこの2月は敵地8連戦にもかかわらずポポヴィッチHCが月間監督MVP。)
 後半戦から復帰したガソルはもっぱらベンチからの出場。守備ができないわけではないが、スパーズレベルの堅守を求めるのは酷なので、控えのほうがおあつらえ向き。攻撃面でのびのびとやってる印象だ。(ただし今度は、先発に定着したデドモンがバタバタと乱調ぎみになった。)

 ◆同じくインサイドの新加入デヴィッド・リーは、元オールスター選手ながら破格の低年俸で黙々と献身。ふだんの出場時間が抑えられているので、先発陣の欠場時にはがっつりと働いてくれる。このガソルとリーがベンチに控えているのは頼もしいことこの上ない。

 ◆「スモール・ラインナップ」のご時勢とはいえ、今季はインサイドの層が薄い。
 ラトビア代表の新加入デイヴィス・バータンズ(ダヴィス・ベルタンズ)は、先に引退した赤毛のマット・ボナーと重ね合わせてマニアなファンのアイドルに。ヨーロッパ系らしく器用な万能手だが、PFにしては弱くSFにしては遅いというヨーロッパ系の悪い典型も受け継いでいる。3p長距離砲はじゅぶん武器になるので、組織戦術への適応力でカバーしてほしい。ヒザじん帯を2度も切っているのが不安。
 ◆なおガソル欠場時に、MIAヒート2連覇時の控えセンターだったジョエル・アンソニーと契約。通常は出番のない非常時用の戦力として。


 平均失点はユタ・ジャズに次ぐ2位。2ケタ台に抑えているのも彼らのみ。お家芸の堅守は健在。「小型化」のご時勢なので、このインサイドは優位を保てるだろう。ただ主力は軒並み30歳代で替えもきかないので、くれぐれもケガだけはないよう。あまり休ませすぎても昨プレイオフのように乗り損ねてしまうので難しいところだ。

 3連投稿の次回はバックコート陣(パーカー、ジノビリ、若手組)、その次はエース陣(レナード、オルドリッジ、グリーン)について。好きな人だけつきあって。See you!


 
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