【京都・奈良&和ふう】 2016.12.14 (Wed)
河竹黙阿弥 生誕二百年の場

<河竹黙阿弥(新七)>
問われて名乗るも おこがましいが、にわか仕込みの歌舞伎ツウ
昨日今日とは南座へ、銭は銀座の歌舞伎座へ
ことし二千と十六は、作家・河竹黙阿弥(かわたけ もくあみ)の、めでたき生誕二百年
こいつは春から縁起がいいと、歌舞伎THEイヤーを気取るはいいが、
日本芸能独特の、「尽くす」「耐え抜く」「泣かせる」が、肌に合わぬが運の尽き
年の暮れにてようやくと、取ってつけたよなブログ記事
知るも知らぬも白浪の、知らざぁ言って聞かせやしょう
nacchann0904たぁ、俺がことだァ!!
【続き・・・】
<明治期の黙阿弥さん>
幕末~明治に活躍した近代歌舞伎の大作家・河竹黙阿弥(1816-93)。その代表作 『白浪五人男』(ほんとの題は漢字ばかりで覚えられない)は、やっぱり名場面名ゼリフのオンパレードなので、初心者にも親しみやすいですね。
勢ぞろいした5人のカッコいい名乗りは、現代の5人戦隊ヒーローの登場シーンに受け継がれていることで有名(名乗っている間ずっと敵は待ってくれるのも)。
名優によるこれぞ決定版は、くわしい方にお任せします。ぼくは、今をときめく若手スターの海老蔵・菊之助・勘九郎さんたちが、子供のころに演じた「ちびっこ白浪五人男」がかわいくて好き。(人さまの著作物なので動画を貼っつけるのはやめときます。どうか調べておくんなせぇ。) ほほえましい中にも、“弁天小僧”菊之助さんなんかは子役の企画モノでは収まらないような、頭ひとつ抜けた特別なオーラを感じさせます。
ほか、町の子供会で披露された素人の子たちの関連動画も、これがなかなかの達者ぞろい。
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