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【全世界音楽】 2009.05.28 (Thu)

『NHKスペシャル』テーマ曲ベスト3!


 きょうの夕方、BSで NHKスペシャル 『 始皇帝 (THE FIRST EMPEROR)』 を再放送していたので、ばっちり録画しました。1994年の本放送も観ていましたが、音楽がかっこよかった! わざわざサントラ買ったくらい。

 Nスペの音楽といえば、世界的にヒットした喜多郎の 『シルクロード ('80)』 が有名ですが、これら音楽の充実も番組の魅力のひとつ。そこで歴代Nスペの素晴らしい音楽の数々を、ランキング形式で思い出してみました…。


 ♯♯ 第3位! 水澤有一 『始皇帝 ('94)』 ♯♯
 3回だけの小シリーズながら、音楽のインパクトが強烈だった。中国楽器と旋律を巧みに散りばめながら、ハリウッド映画のように大迫力の、スリリングでシンフォニックなシンセサイザー音楽。
 今でこそ二胡や馬頭琴など中国楽器の現代風アレンジも一般的になったが、これは (映画『ラストエンペラー('87)』に次ぐ) その先駆けではなかったか。
 今でも 『世界ふしぎ発見』 など中国もの番組でよく使われているので、みなさんご存知かも。


 ♯♯ 第2位! アディエマス 『世紀を越えて ('99)』 ♯♯
 ミレニアムをまたいで、世界が抱えるさまざまな問題を取り上げた大型企画。テーマ音楽は、イギリスのカール・ジェンキンス率いる音楽ユニット 「アディエマス」。
 番組製作者が 「21世紀の『第九』にしたい」 と当時のインタビューで語っていたが、アフリカ音楽を取り入れたという満天の希望にあふれた女性コーラスは、なるほど他の音楽にはないワン・アンド・オンリーの風格と感動があった。
 番組で扱われたテーマの重苦しさとはミスマッチな感もあったが、混沌とした世紀末、これくらい高らかに歌い上げてくれないと救われない…というのが観ていた当時の本音だった。


 ♯♯ 第1位! 加古隆 『映像の世紀 ('95)』 ♯♯
 当時の番組予告を見て「映画の歴史?」と軽く思っていたら、打ちのめされた。
 戦争、欲望、貧困、闘争…。映像記録によって、世界の隅々まで白日のもとにさらされた20世紀。この 「映像の世紀」 の容赦ない現実が魂に突き刺さる。
 第一次大戦下、熾烈きわまる現実の戦場で神経を病み、ガクガクと体を揺り動かし続けるヨーロッパ兵。 朝鮮戦争下、動かなくなった母の亡骸の前で、足をばたつかせて泣き叫ぶ子供…。 これらの映像は一生忘れることはないだろう。
 加古隆の厳粛な音楽も白眉の中の白眉。 番組ともども誰もが認める 「Nスペ史上最高傑作」 だ。
 (なお、最新のNスペ大型企画 『プロジェクトJAPAN ('09)』 でも、加古さんほか人気作曲家チームが音楽を手掛けているが、なんじゃこれ? 猪木のテーマじゃん。番組はとてもよく出来ているだけにガッカリ。)


 ・・・ほか、モーツァルトのアリア(『ドン・ジョヴァンニ』)を使った 『アインシュタイン・ロマン ('91)』 や、ヨーヨー・マが参加した 『新シルクロード('05)』 など、いずれも甲乙つけがたいものがありました。これからも受信料をムダに使わず、良質の番組を提供してほしいものです。

 
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