【全世界音楽】 2015.11.28 (Sat)
マイケル・ジャクソン 『ベンのテーマ』

マイケル・ジャクソン14歳の名曲 『ベンのテーマ』。1972年。マイケル作品でも5本の指に入るくらい好き。
「”友達”という探していたものを、お互い見つけたんだ」
孤独な少年がやっとできた友達 「ベン」 に語りかける、せつなくも心温まるバラードです。
ベンが 「殺人ネズミ」 であったことをのぞけば・・・。
原題 『Ben』 は、同名のパニック・ホラー映画の主題歌として作られた。(作詞ドン・ブラック、作曲ウォルター・シャーフ)
高度な知能を備えて人間を襲うネズミの群れ。そこに病弱な少年との友情物語を交え、ラストは多くの子供たちの涙をさそった。
ただ、マイケル関連の権利がむずかしいのかどうか、今日でも映画は廃盤のままだそう。
ぼくも映画はたぶん観たことがないと思う。断片だけ動画サイトで観たが、グロテスクとファミリー色を一緒くたにしているところがいかにも'70年代ぽい。
「Ben, you're always running here and there
You feel you're not wanted anywhere」
(いつもあちこち逃げ回る君 どこに行っても追い払われる<turn you away>)
「You feel」 ・・・嫌われ者は、自分は嫌われていると気付いているのが哀しい。
「もし嫌な目に遭っても忘れないでほしい。君には帰る場所があることを。
ベンのような友達がいれば、みんなだって考え直すだろうに・・・」
疎外される者へのやさしさと慈しみ。 子供のマイケルが歌うからこそ、奇をてらわないシンプルな言葉で、差別や偏見そして友情の本質を浮き彫りにしています。
と同時に、親にしごかれて育ち、売れっ子として全米を飛びまわる生活・・・、人並みの少年時代を送れなかったマイケル自身の寂しさ・孤独とも、簡単に重ね合わせることができる。
「今までは ”I” だったけど、これからは ”We” だね」
マイケルにとってソロ初の全米1位。レコード・ジャケットのネズミは、当時実際にマイケルが飼っていた 「友達」 なんだそうです。
【続き・・・】
ぼくのこの歌との出会いはずっと後年、アメリカの国民的アニメ 『ザ・シンプソンズ』 にて。(シーズン3 『マイケルがやって来た!』.)
「会社の危険分子」とみなされ精神病院に入れられた主人公ホーマーを、「自称マイケル・ジャクソン」という患者が歌ってなぐさめる、というお話。いろいろ披露してくれた中でも、なんて美しいメロディなんだとうっとりしました。お話はブラック・コメディながら、ちょうど歌の内容とぴったり。
ただ、マイケル本人がゲスト出演だと聞いていたのに、のちに歌パートだけは「そっくりさん」だと知ってガッカリした。(演技部分はマイケル本人らしいけど。彼は自分から出演を打診してきたというほどの番組ファンで、劇中の歌 『Happy Birthday, Lisa』 は正真正銘、マイケル本人による書き下ろし提供曲。)
本話はもちろん、初期のシンプソンズは今もVHSビデオにしっかり残してあります。まだ生きてるかな?
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ウィラードでは復讐のために利用されていたのが、翌週(だったと思います)のベンでは友情がテーマだった記憶・・・・実は曖昧で、もう一度観たいと思っていました。
まさかマイケルが音楽作っていたなんて・・・・・
やっぱり、また見たいですねぇ・・・・・


"BEN"懐かしいです。一度見ただけですが、もう一度見たい映画です。”BEN”の前の話が「ウィラード」というパニックホラーものです。ホラーかどうかは少々謎なんですけどね。こちらではウィラードと名付けられていたベンがかわいそうでかわいそうで………パニックものなので怖がらなければならないのに、あまりの不憫さに身終えるのが辛かった記憶があります。
それでは、突然お邪魔しました。
さむくなりましたが、お風邪など召されませんように。