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【JAZZ】 2015.11.03 (Tue)

JAZZスパルタカス/愛のテーマ

ビル・エヴァンス『ホワッツ・ニュー』ジェレミー・スタイグ
ビル・エヴァンス 『ホワッツ・ニュー』 ジェレミー・スタイグ


 秋の夜長に、しっとりとしたジャズをどうぞ――。

 あの歴史超大作映画 『スパルタカス』(1960米)より愛のテーマ。 ・・・と言うとイカツい大スペクタクルな感じですが、これが信じられないくらい甘くせつないジャズに生まれ変わっています。
 人さまの著作物なので、こっそりリンクだけ貼りました。許してね。



  【YouTube】 カルテット・モデルノ 『ecco』版 (検索結果ページへ)

 イタリアでこれ1枚だけ作られた企画盤だそう。1998年。
 個々のセンスやテクニックを競うというより、一定の技量がそろった職人アンサンブルの安心感。

 ぼくにとってこの曲はこの演奏のイメージ。いつどこで聴いていたんだろう・・・?
 街の喧騒の中で聞き流される商用BGMに過ぎないかもしれない。だけど耳に残る好演。



  【YouTube】 ビル・エヴァンス&ジェレミー・スタイグ版

 ジャズ・ピアノの詩人エヴァンスが、フルートのジェレミー・スタイグを迎えて。1969年。(上の写真)
 中盤のアドリブ部、「ジャズ」としておもしろい・上手いのはやはりこっちの方。若いエディ・ゴメス(bass)とマーティー・モレル(ds)を加えた新生トリオで、さすがのエヴァンス節。
 そして尺八のような枯れた味わいを聴かせるスタイグの、静かだがスリルを忘れないエヴァンスとの掛け合い・・・。スタイグにとっても代表作になりました。



  【YouTube】 映画オリジナル版

 『スパルタカス』 オリジナルの作曲は、アレックス・ノースという人。ストリングスがうつくしい!

 映画は、超豪華スタッフ&キャストをそろえて絶対おもしろいはずだったのに、これがあまり印象に残らなかった。つまらないとは言わないけど、スペクタクルも人間描写も、力のかけ方がどこかちぐはぐで中途半端だった。(黒澤明の『影武者』や『乱』に似た印象。)
 でも、当時史上最多というエキストラ1万人を動員した合戦シーンや、感動的な「I'm Spartacus!」 のシーンは今も心に残っています。――この名セリフは、「赤狩り」で仲間を政府に売らなかった脚本家トランボ自身の気概とも言われている――
 

【続き・・・】

 

 『スパルタカス (1960米)』

監督/スタンリー・キューブリック (アルバート・マン降板後の「雇われ監督」だったため不本意に終わった。)
脚本/ダルトン・トランボ (『ローマの休日』の名手。本作が「赤狩り」追放からの復帰作。)
スタント指揮/ヤキマ・カヌート (『駅馬車』 『ベン・ハー』 などハリウッド・スタントの神様。)
タイトル・デザイン/ソール・バス (オープニング映像・タイトルロゴのこと。この分野の先駆者。)

主演/カーク・ダグラス (奴隷スパルタカス。制作も兼)
     ジーン・シモンズ (恋人ヴァリニア)
     トニー・カーティス (親友アントナイナス)
     ローレンス・オリヴィエ (元老クラッスス)
     チャールズ・ロートン (元老グラッカス)
     ピーター・ユスチノフ (剣闘士商人バタイアタス。アカデミー助演男優賞)


 
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