【ニュース&カルチャー】 2015.11.12 (Thu)
「特別養子縁組」を知る
あるかわいい赤ちゃんの子育てブログで、「特別養子縁組」 について紹介していました。そのご夫婦もこの制度で子供を持たれたそうです。(そのブログは会員以外は連絡がつかないので、ここでは名前を出せないのが残念。)
【YouTube】 マザーズ 「特別養子縁組」母たちの選択 (中京テレビ)
TVのドキュメンタリー番組。オンエア時に一度見た記憶があります。 (・・・同局公式チャンネルより。動画転載ゆるしてね。)
さまざまな事情があって、実親が育てることができない子供たちの養育――。戦後の日本では児童養護の「施設」が中心でした。
世にあふれた戦災孤児に対応するためでしたが、代わりにそれまでの「養子縁組」は一気にすたれてしまった。公的サポートがない中では養父母の善意に頼るしかなく、芝居や物語で「まま母」が悪く描かれすぎたイメージも、「施設」一辺倒に傾く原因になったらしい。
そこで現代では有志NPOなどが仲介に立って、手続きや精神的ケアにつとめているとのこと。手厚いサポートと啓蒙で、「養子縁組」への理解と幅が広がるのはすばらしいことです。
ただし今度は逆に、「施設」へのマイナスイメージが進むとしたら本末転倒。当の子供たちが負のレッテルを抱えてしまうのがこわい。子供の人権と幸せが第一に守られるのが最優先。いろんな選択肢があって、それぞれがよりよい環境をめざしていけばいい。
現場の賃金も安すぎる。システムの不備や制限も、先立つものがなければ「よりよい環境」にはなりえないというもの。
さらには、そもそもの望まない妊娠・出産を招かぬよう、若いころからの性教育の充実を。
われわれ一市民だって寄付や理解はいくらでもできるはず。子を手放す親を不道徳だとなじるだけか。その子供を差別するのか。大上段から己の家族観を押しつけるのか。座して社会の不備を嘆くだけか。
日本は人間を育てる投資や文化がもっと豊かで寛容にならないと、人材は出ていくばかりです。
【続き・・・】
ぼくも知らないことでいっぱいだった――。
◆「"特別"養子縁組」とは、6歳未満の幼児を戸籍の段階から「わが子」とすること。子と実親は法律上の関係をすべて失う。
◆よくドラマで見かける、「金持ちが跡取りの養子をとる」などの「”普通”養子縁組」とは違い、子を選んだり離縁したりはできない。 「親」となる側には、どんな子供であろうと受け入れる、実子をもうけるのと同じだけの愛と覚悟が必要。
◆「里親・里子」は何年間かの一時的な家庭養育であって、姓が変わるなど実の親子関係を結ぶ「養子縁組」とは違う。
◆子供への 「真実告知」 が最大の試練にして難題。隠し通そうとして、あるいは告知に迷ううち思春期以降に知られてしまうより、子供の分別がついた早い年ごろに告知するのが近年の傾向のようだ。
◆子供が実の親を知りたくなるのは自然な感情だろう。戸籍から変えているので手続きはとても難しいが、実の母親だけは分かるかもしれない、とのことだ。
(・・・このへんは当事者じゃないと本当に難しいので、ぼく自身どうこう言う力はありません。)
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グローバル化が進む現在、抱える問題も多様化しています。
様々な選択肢、様々な家族の形がある中で子供たちの幸福のために少しでもできる事がないかを親や周囲の大人が考えられる社会になると良いですね(o^-')b !