【京都・奈良&和ふう】 2014.09.07 (Sun)
京都へ。『ぶらぶら美術・博物館』

先日の 『ぶらぶら美術・博物館』(BS日テレ) がおもしろかった。
夏の京都、その名品を巡るスペシャル版。
世界遺産・国宝級の名刹は、迎え入れる側の解説が説教くさくて鼻についたけど、よかったのが東山五条にある河井寛次郎の記念館。
河井は、柳宗悦らと共に 「民芸運動」 を推進した20世紀の陶芸家。
調度品も含めて、自宅をそっくりそのまま開放した館内。何気ない小物にも、使い古された色と味わいがにじみ出ていて思わずため息。そこでお子さんお孫さんたちが卓球したりかくれんぼしたり・・・、日常で使ってこそナンボの 「用の美」 にあふれていました。
自宅の裏に 「登り窯」 が作られていたのも驚き。
あぁ、このまんま欲しい!住みたい! こんなところで仕事したい!
海外にそっくり移築するとしたら、どのくらいかかるだろう? 木材などはその土地その気候に左右されるだろうから、むずかしいかな。カネもないしな・・・。
出演者のみなさんもすっかり気に入られたようだ。
ぼくも次に京都に行った時はぜひ、ゆっくりとした時間の中でくつろいでみたいです。家具と一緒に溶け込んでしまいそう。
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