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【クラシック音楽】 2014.03.14 (Fri)

洋食喫茶?ラフマニノフ

ヴァーシャーリのラフマニノフ
(1~4番までの2枚組)

 久しぶりに、なつかしの 「ヴァーシャーリのラフマニノフ」 を聴きました。

 ラフマニノフ 『ピアノ協奏曲第2番』
 タマーシュ・ヴァーシャーリ(ピアノ)、ユーリ・アーロノヴィチ指揮、ロンドン交響楽団
 1975年、グラモフォン


 この曲、今でこそ超絶テクニックを披露したい若手ピアニストの人気レパートリーとして、たくさんのCDが出ていますが、なぜか昔はこれしかなかった。
 『逢いびき』 『七年目の浮気』 など名作映画でも印象的に使われている人気曲なのに、「巨匠」 と呼ばれている人は、意外とこの曲を遺していません。
 手に入りやすい大手レーベルからリリースされ続けているのは、アシュケナージとリヒテルの両ロシア系くらい。 「感傷的なサーカス曲」 と軽んじられてきたからでしょうか。


 さてさてハンガリー出身のピアニスト、T・ヴァーシャーリはというと、ラフマニノフ的な超絶技巧というより甘ったるい、そしていささか俗っぽいロマン主義志向。
 ロンドン響も商業オケみたい。
 このヴァーシャーリのラフマニノフ、「歴史的名演」 と言う人もいますが、それは言いすぎです。ほんと昔はこれしかなかっただけ。
 でも、今になっても、ラフマニノフの2番は 「これッ」 という決定盤がないんだな。だからやっぱり、この演奏に帰ってくるから不思議。

 それは例えるならスパゲッティ・ナポリタン。 クリーム・ソーダ。 デミグラスのかかったミックス・フライ・・・。そんななつかしの洋食喫茶。
 たまに思い出して食べたくなる、店先の食品サンプルを見た時のあのたまらない感覚・・・、あれですよ。

 昔ながらの濃厚ソースな第1楽章。甘くシュワシュワとはじける第2楽章。そしてカラッと揚がったプリプリの第3楽章・・・。ヴァーシャーリのCDを聴きながら自分史のノスタルジーに浸っていると、むしょうに日本橋あたりのレトロな喫茶店に行きたくなりました。

 ちなみに昨日のお昼ごはんは、お店で食べたトロトロ玉子のオムライス・・・。思い出したのは、だからだ。

 
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*Comment

■Re: 洋食喫茶?ラフマニノフ

ベルリンフィル、アバド、ジルベルシュタインの第2番1994年録音はオケが出色の出来だと個人的に思っています。ラフマニノフはオケが良くないと全然ダメ、異論はあると思いますが。。
moon |  2019.01.26(土) 23:52 |  URL |  【コメント編集】

■Re: 洋食喫茶?ラフマニノフ

Yefim Bronfman: Rachmaninoff Piano Concerto No. 3 in D minor, Op. 30
youtubeで検索して、見てみて下さい。3番ならこれ。やっぱりオケ。
moon |  2019.01.27(日) 06:03 |  URL |  【コメント編集】

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