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【  NBA】 2014.05.11 (Sun)

NBAプレイオフ2014 ≪ウェスト3強~サンダー&クリッパーズ≫

 
 2013-14シーズンのNBAプレイオフは、2回戦≪カンファレンス・セミファイナル≫へ。
 強豪ひしめくウェスト、首位スパーズに続きサンダーとクリッパーズの両対抗馬についてです。

NBA・んば(30)

 西2位は、スパーズと全体首位を争ったオクラホマシティ・サンダー
 二枚看板R・ウェストブルックの中盤戦離脱も、むしろチーム史上最高の好成績で乗り切った。大エースのK・デュラントがダントツの得点王(4度目)&年間MVP(意外にも初)。
 ただ地方の新興市場だけに、流出していく人材の補強が追いつかないのが悩ましい。脇役陣の献身的ディフェンスは快進撃のすばらしい原動力だが、二枚看板との攻守の分担が極端すぎて柔軟性に欠けている。勢いで一気に突っ走れるならいいが、昨季のような息切れが心配だ。
 伸び盛りの若手L・ジャクソンやJ・ラムらがどれだけ負担を軽くできるか。いでよシンデレラ・ボーイ。

 ≪1回戦 vs.西7位グリズリーズ、4勝3敗≫
 プレイオフ史上初、4連続の延長戦(第2~5試合)という大消耗戦。延長しているのに得失点100点未満の重苦しさ。先にグリズリーズに王手をかけられたが、パンチ行為で最終戦出場停止になった敵エースZ・ランドルフの愚かな敵失に助けられた。
 二枚看板デュラントはある程度の数字は残したが、3ポイントの絶不調もあり、トリプルダブル連発のウェストブルックと印象が分かれた。ただ地元紙がデュラントを「頼れない男」と評して物議をかもしたが、おんぶに抱っこ、またと得がたい大エースを責めるのはお門違い。しっかりした補強のできない球団と地元スポンサーの非力を問いただすべきだ。事実、脇役陣は例年どおりの予想どおり、悪くはないがこの大舞台では平凡。
 2回戦の相手はクリッパーズ。力はまったくの五分と五分だ。



NBA・んば(30)

 新しいL.A.の顔ロサンゼルス・クリッパーズが西3位。
 D・リヴァース新監督のもと、同じL.A.の名門レイカーズの陰イメージを払拭。ただでさえ穴のない豊富な戦力に、後半戦には万能型D・グレンジャー(元ペイサーズ)まで加わった。終盤にかけて勝率7割近くに上げ、球団史上最高タイの57勝を挙げた。
 頼もしき司令塔C・ポールが貫禄のアシスト&スティール王。野獣センターのD・ジョーダンは初のリバウンド王&FG%1位。控えのエースJ・クロフォードは2度目の6thマン賞。 チームの得点力はリーグトップを誇り、得失点差もスパーズに次ぐ安定感だ。
 欠点が見当たらないのがかえって怖い。昨プレイオフがそうだったが、ガラスのエースB・グリフィン(得点6位)らの体調にだけは注意したい。

 ≪1回戦 vs.西6位ウォリアーズ、4勝3敗≫
 球団オーナー・スターリング氏の人種差別発言で揺れに揺れる(*【続き】)。選手たちはチーム・ジャージを脱ぎ捨てて抗議を示すが、明らかに試合に響いてしまった。ウォリアーズ守備の要A・ボーガットが欠けていなければ、どう転んでいただろう。
 頼みの司令塔ポールが足の故障を再発したのも心配だ。2回戦はサンダーと対決。



 ・・・次はファイナルでお会いしましょう! (低レベルなイーストについてはその時にでも。)
 

【続き・・・】

 

 *クリッパーズの球団オーナー、ドナルド・スターリング氏が、ある有名元選手を指して 「黒人と付き合うな、黒人を会場に連れてくるな」 などと発言したそうだ。
 不愉快きわまる人種差別思想。浦和レッズ競技場に 「JAPANESE ONLY」 の横断幕を掲げた日本人と同じだ。
 氏は過去にも人種差別の言動が見られたという。NBAからの永久追放処分やスポンサーの撤退は当然。それでもなお 「ロサンゼルス・クリッパーズ」 についた汚名がそそがれることはないだろう。「浦和レッズ」 と 「Jリーグ」 がそうであるように。日本人も我が事としてよくよく考えてほしい。

 球団を買って以来、やる気勝つ気がまったく見えなかった実りなき30年。これで旧時代的な殿様経営が一掃されるのであれば、なおさら酌量の余地はない。


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