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【クラシック音楽】 2013.10.10 (Thu)

パヴァロッティ×ポネルの 『リゴレット』

ヴェルディ『リゴレット』


 今2013年10月10日は、イタリアのオペラ王ジュゼッペ・ヴェルディの生誕200年です。
 久々にポネル演出・パヴァロッティ主演、歌劇 『リゴレット』 のビデオを観ました。 むかしNHK-BSの放送で見て感動して、お小遣いを工面して買ったもの。

 名匠ジャン・ピエール・ポネルが、舞台をはなれて映画のように演出。ご当地マントヴァでのロケもあって、物語世界が分かりやすくて雰囲気がじつにゴージャス。 正統派だけど独創的な衣装やセットにも目を奪われます。


 ――16世紀の北イタリア。人々は領主マントヴァ公爵の女遊びに頭を痛めていた。
 しかし公爵以上に恨まれていたのが、女性をたぶらかしては公爵に手引きするお付きの道化リゴレット。彼を恨む人々の計略により、自分の娘ジルダが公爵の餌食になるに至って、リゴレットはわが身の因業の深さを思い知るのだった・・・。



 公爵役パヴァロッティのヒゲ面がいかにもイヤらしくてきらい。彼にもてあそばれるジルダがなおさら不憫でかわいそうだった。でも代表曲 『女心の歌』 などの輝かしい美声は、他に代わる者なし。不動の歴代第1位です。
 ジルダ役は歌姫グルベローヴァ。当時30代半ばだけどもともとキュートな方なので、可憐な少女の役、似合ってました。

 指揮のシャイーは、イタリア人らしいツメの甘いムラがある人だけど、いい時は現代最高の仕事をしてくれる。ぼくは本作のすばらしい演奏のおかげで、彼に好感を持ったまま今に至っています。


ヴェルディ作曲、歌劇 『リゴレット』

出演/ルチアーノ・パヴァロッティ (マントヴァ公爵=テノール)
     イングヴァール・ヴィクセル (リゴレット=バリトン)
     エディタ・グルベローヴァ (ジルダ=ソプラノ)

指揮/リッカルド・シャイー
演奏/ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、ウィーン国立歌劇場合唱団
演出/ジャン・ピエール・ポネル

1981年、LONDON=ポリドール 



 ・・・これら一連のポネル演出シリーズは、はじめての、そして決定版のオペラ映像としてぜひオススメ。中でもこの 『リゴレット』 は名作・名演で、ほんとよく出来ています。「118分」 と手ごろな時間もいい。
 VHSビデオ版は当時1万円超。いまDVDやブルーレイなら4千円前後になってるとか。いい時代になったもんだ。

 
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