【全世界音楽】 2013.07.13 (Sat)
恐竜戦隊ティナ・ターナー (濃い味シンガー大集合!その2)

アイク&ティナ・ターナー夫妻の大ヒット曲 『プラウド・メアリー』。1971年。
【YouTube】 Ike & Tina Turner - Proud Mary
タイトルは、アメリカ南部の川を遊覧する(架空の)蒸気船の名前。
「仕事はこき使われっぱなしだけど、この船は最高さ」 な内容。
「Pumped a lot of tane down」 の 「tane」 は、どうやら船の燃料のことのようだ。(石炭? メタンやブタンやエタンの 「タン」 ではないのね?)
男歌だったらその積み下ろし、「肉体労働」 の話でしょうが、女のティナが歌うと 「男のガスをポンプする」 って意味にも取れそうです。
・・・そういうひどい生活。
かくいうティナ本人だって、歌を地で行く壮絶人生。売れたら売れたで夫アイクの麻薬と暴力。離婚したらでヒットに恵まれず不遇の日々・・・。その背景は、再ブレイクを果たした'80~90年代に自伝などで話題になりました。
このすさまじいパフォーマンスも、そういうメチャクチャなテンションの中で研ぎ澄まされていったのでしょう。
リアル・ジュラシック・パーク。 霊長類最強の手羽先。
今どきの草食戦隊ヒーローと戦ったら、彼女らが勝つだろね。 たとえ相手が変身後だったとしても。
【続き・・・】
ちょうど、NHK-BS 『笑う洋楽展』 という不定期シリーズ番組で紹介されていました。
まだ 「MTV」 前夜、ミュージック・クリップという文化が洗練されはじめる前の、その貴重な(間の抜けた)音楽映像遺産の数々を、みうらじゅんさんと安西肇さんがツッコみまくって評価するという番組。
明らかにヤクでラリってるジム・モリソン(ドアーズ)、超 ! 名曲 『青い影』 を歌う 「生」 プロコル・ハルムのガッカリ感、'50年代アメリカの音楽番組の、意図がわからない珍演出などなど・・・。
先週放送ぶんは、用意された映像に 「笑える」 ところがなくて、おふたりとも困ってらした。実際つまらなかった。今夜第5弾はいかに?
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