【アメリカ映画】 2013.03.04 (Mon)
原発と闘え!『チャイナ・シンドローム('79米)』

タイトルは、核燃料が原子炉を溶かして地球の裏側・中国まで達する・・・というたとえ。公開わずか12日後(1979.3.28)にスリーマイル島の原発事故が起こったことから、いっそう大きな注目を集めた。「シンドローム」 という言葉もこれで一般的になったとか。
原発増設を控えて事故を隠蔽しようとする親会社、その圧力に屈するマスコミ、暴力も辞さないヤクザまがいの関連企業、まったく無力な市民の反対デモ・・・。
一方、はじめは体制に従うだけの女性レポーターや原発管理者。ごく平凡にその日その日を生きる一個にすぎなかった彼らが、回り道しながらも果たすべき使命に目覚めて立ち上がる。
ひるがえって日本には、体制・大勢に背いてでも真実を暴く勇気を持ったJ・フォンダやJ・レモンはいるか。政治と癒着して、三ツ揃いのスーツで上から見下している経営者ばかりが目立つ。
緊張感が途切れることなく、エンターテインメントとしても存分に楽しめる秀作、力作。
監督:ジェームズ・ブリッジス
主演:ジェーン・フォンダ
ジャック・レモン
マイケル・ダグラス (製作も兼。若い頃はプロデューサーが本業だった。)
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