【ヒッチコック全作品】 2013.03.21 (Thu)
『下り坂<ダウンヒル>(1927英)』

≪感想≫
人生の教訓めいた辛気くさい話だが、主人公が校長から呼び出される場面や、女性を照らす「情け容赦ない朝の光」の場面など、(まったく荒削りだが)スリル演出の芽がうかがえる。いずれにせよまだ 「習作」 のレベル。
それより、DVDタイトルをカッコよさげな横文字にして商売しようとしている映画ソフト会社の魂胆がいやらしい。それに乗っかる客もいるってことだろうから、なおさらいやらしい。
A・ヒッチコック監督第4作 『下り坂<ダウンヒル>(1927英)』
出演/イヴォー・ノヴェロ (ロディ)
ロビン・アーヴィン (親友ティム)
イザベル・ジーンズ (女優ジュリア)
ノーマン・マッキネル (父トマス卿)
≪あらすじ≫
良家の青年ロディは、親友ティムが犯した盗みの罪をかぶり、学校を退学させられる。父からも勘当され、ナイトクラブの給仕や踊り子として食いつなぐロディ。やがて女優ジュリアと結婚するが、彼はなおも人生の下り坂を転がっていく・・・。
≪解説≫
前作 『下宿人』 でも主演した当時のスター、I・ノヴェロ(写真)が脚本を執筆。 イギリス人らしく舞台劇から抜けきれない、映画に向かない作りだったが、若きヒッチの演出力は評価された。
≪ヒッチはここだ!≫
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『DOWNHILL』
監督/アルフレッド・ヒッチコック
脚本/エリオット・スタナード
原作/デヴィッド・レストレンジ (主演I・ノヴェロほかの共同ペンネーム)
撮影/クロード・マクダニエ
製作/マイケル・バルコン
ゲインズボロー社 82分 (上映時間のデータは資料によってまちまち)
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