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【全世界音楽】 2012.04.08 (Sun)

21世紀の 『クリムゾン・キングの宮殿』

『クリムゾン・キングの宮殿』


 プログレッシヴ・ロックを代表する名盤、キング・クリムゾンの 『クリムゾン・キングの宮殿』。
 1969年。
 ややこしい名前なので時々間違えてしまいますが、例のジャケット画だけはぜったい忘れられまい。

 そして、これぞプログレ(先進・前衛的)な名曲中の名曲、『21世紀の精神異常者』!! 1番の歌詞はよく理解できなかったので、2番を訳してみました。


    血みどろの拷問台 有刺鉄線
    政治家どもを葬る薪木
    純潔がナパームに犯される
    21世紀の精神異常者

    Blood rack, barbed wire
    Politicians' funeral pyre
    Innocents raped with napalm fire
    Twenty-first century schizoid man


 ドロ沼にもがくベトナム戦争--。人を殺し、殺される 「国民の義務」 を背負った彼ら若者たちには、21世紀という未来もドロ沼に映ったのか。

 かくして、めでたく21世紀を迎えた今日・・・
 「schizoid」 を 「精神異常」 と訳すのはよろしくないとかで、『21世紀のスキッツォイドマン』 という、責任のがれ・事なかれの邦題に変えられたんだそうです。
 ロックを殺す曲学阿世。


キング・クリムゾン


    『Twenty-first century schizoid man』 21世紀の去勢バージョン

    猫耳 ひのきのぼう(こうげきりょく+2)
    癒しの先生 ((((;゚Д゚))))ドギャーーン
    腐女子の妄想部屋 コチラになります
    21世紀の統合失調症の患者様

    Cat's foot, iron claw
    Neuro surgeons scream for more
    At paranoia's poison door
    Twenty-first century schizoid man

 

【続き・・・】

 
 ・・・併録の 『エピタフ(墓碑銘)』 という曲も、大量殺戮の世紀の現実と不透明な未来への閉塞感を生々しくあぶり出していて、ヒデキやザ・ピーナッツら、当時の日本のアイドルたちも競って採り上げています。 日本そしてヒロシマに生まれた彼らなら当然。むしろ日本人が、『エピタフ』 のような曲を率先して作らなきゃ。
 すばらしいパフォーマンスなので、原曲ともどもぜひ聴いてみてください。

 ところでこの 『21世紀の精神異常者』、昔トヨタがCMソングに使っていたが、どういう神経だったんだろう? この会社は 「ママ、uh~僕は死にたくないよ・・・(クイーン『ボヘミアン・ラプソディ』)」 も使ってた。
 消費者や社会を挑発したいわけでもなく、ただトンチンカンなセンスで悪趣味だったのを覚えている。
 
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