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【クラシック音楽】 2012.02.21 (Tue)

マリア・カラスの 『夢遊病の女』

(マリア・カラスの新旧録音・その1)

カラス 『夢遊病の女』

 歌姫マリア・カラスのオペラ全曲CDを、携帯プレイヤー用にハイライト編集しました。 演目はベルリーニ (ベッリーニ) 作曲のオペラ代表的3作品。

  『夢遊病の女』 1955年録音/バーンスタイン指揮&スカラ座
  『ノルマ』 1960年録音/コレッリ、ルードヴィヒ、セラフィン指揮&スカラ座
  『清教徒』 1953年録音/ロッシ=レメーニ、ディ・ステファノ、セラフィン指揮&スカラ座


 ベルリーニの出世作 『夢遊病の女』 は・・・
 夢遊病の村娘が、間違えてお客の部屋で寝てしまったことから婚約者を怒らせるが、病気のせいだと分かって一件落着。
 ・・・という、他愛もないお話。
 ほかのベルリーニ作品に比べてずっと軽いのですが、そのぶん奔放で伸びやかなカラスの歌を気軽に楽しめます。


 カラスはひとつの作品につき、たいてい1950年代と'60年代の2種類の録音を残していて、若くはじける奇跡のような歌声の'50年代と、深い演技力と円熟味が加わる'60年代・・・。どちらがいいか、ファンの間でも好みが分かれるところ。

 『夢遊病の女』 にもこの'55年盤のあと、音がずっとましな1957年スタジオ録音盤があり、後の大歌手F・コソットも出ていて完成度が高いとされています。 でもこの古い’55年盤のほうが若き指揮者バーンスタイン以下、ライヴならではの高揚・躍動感があって好き。 観客の 「ブラボー!」 も熱気と興奮に沸いている。
 録音がかなり古いので広くお薦めはしませんが、途中からそんなことも忘れて、彼女の小悪魔な表情まで伝わってくるようなあふれる歌心を堪能しました。

 ちなみにイタリア滞在中のバーンスタインはこの直後、名作 『ウェストサイドストーリー』 を着想したのだとか。たしかに 『ロミ&ジュリ』 の本場ですもんね。

 
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