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【アメリカ映画】 2012.01.13 (Fri)

『追憶』 のハッピーエンド

『追憶』

  『追憶 (1973米)』
  監督/シドニー・ポラック
  音楽/マーヴィン・ハムリッシュ
  主演/バーブラ・ストライザンド
      ロバート・レッドフォード


 第二次大戦に前後する約20年間の、思想も人生観も正反対の男女の愛を綴った名作ロマンス。
 何といっても、バーブラが歌う同名の主題歌 『The Way We Were』 の美しさよ! (詞はちょっと甘ったるいけど。)
 都会的で洗練されたメロディのM・ハムリッシュは、このころ脂がのりまくり。(アカデミー主題歌賞。たしか同年 『スティング』 と併せてオスカー3冠達成。)

 ストーリーは、政治に人生にそして恋に積極的な女と、ひたすら優しく静かに受け止める男・・・。ひと昔前の男女の立場が逆転して描かれているところが'70年代の新しさでしょうか。
 子供のころは単純に、美人じゃないバーブラの容姿に魅かれなかったのですが、攻撃的で危なっかしいキャラクターは理解できた。 「マッカーシズム」といういまわしい魔女狩りを採り上げてみせたのも、本作がただのメロドラマに終わらないところです。

 ラストは、愛が終わったふたりの静かな再会・・・。
 そのとき彼女はまだ闘っていた!
 よく切ないラストと言われていますが、恋愛の成就だけが女の人生ではない。どこまでも信念を貫いて生きるヒロインの力強さに、むしろすがすがしく心地よい風が吹き抜けていきました。
 すばらしいラストシーンです。
 

【続き・・・】

 
 【Dailymotion】

 ≪だいたいの日本語訳≫

 男「アイロンはやめたの?」
 女「?」
 男「きみの髪型」
 女「あぁ・・・そうね」(※劇中、そういうやり取りがある。)

 男「結婚は?」
 女「えぇ・・・。あなたは?」
 男「テレビの世界であくせくやってるよ」(※…といった内容。)

 (ホテルのポーター。別れ。)

 女「今度電話ちょうだい。電話帳で”~~・Ⅹ・~~”で調べて」
 男「Ⅹだって?」

 (「BAN THE BOMB=核兵器廃絶」。バーブラ、活動家仲間とやりとり。)

 男「まだがんばってるね」
 女「これしかないの。しぶとくやってるわ」(※「good loser」と自嘲ぎみな表現。)
 男「ぼくよりはマシさ」
 女「年の功ね」

 
 女「・・・かわいい奥さんね。今度遊びに来て」
 男「・・・それはできない」
 女「そうね・・・」

 (レッドフォードの髪をなでて、最後の抱擁。主題歌『The Way We Were』の旋律。)

 男「娘は?」
 女「美人になったわ」
 男「お父さんはいい人?」
 女「えぇ」

 (男、チラシを1枚もらって、永遠の別れ。バーブラの歌。)

 女「核廃絶を! アメリカ人の大多数も賛同しています!」

 
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