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【画像一覧】 2019.04.30 (Tue)

2019年4月の画像一覧

≪2019年4月の画像一覧≫

ソクラテス
世界悪妻の日


マヤ(白目)
ガラスの仮面第4巻≪たけくらべ競演≫


『ローズマリーの赤ちゃん/Rosemary's Baby』
P1080876(20).jpg 赤ちゃんのローズマリー(30)
続・赤ちゃんのローズマリー/呪われし?挿し木


ユリアンナ・アヴデーエワ
ユリアンナ・アヴデーエワのショパン


速水真澄
ガラスの仮面第3巻≪紫のバラのひと≫

 
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【めざせ東大 !?】 2019.04.27 (Sat)

世界悪妻の日

ソクラテス
「汝自身を知れ」

 きょう4月27日は、古代ギリシャの哲学者ソクラテスが毒を飲んで刑死した日。
 その妻クサンチッペが 「世界三大悪妻」 のひとりとされることから、「悪妻の日」とも呼ばれているそうです。知らなんだ。


 ≪クサンチッペ≫
 クサンチッペは大哲学者の夫をガミガミと怒鳴り散らし、こっぴどく扱ったとされていますが実像は不明。ほとんど後世の創作にすぎません。
 それよりろくに働きもせず(ソクラテスの家業は石工だったらしい)、思索に明け暮れた夫を苦々しく思う妻の態度は当然。けっきょくソクラテスはあちこちで「俺もバカだがお前もバカだ、お前たちもだ。俺は自分がバカだと知ってるだけまだましだ(「無知の知」)」とか言い出して、敵を作りまくった末に毒を飲んで死ぬ羽目になりました。
 生前かたちとして業を残さなかったソクラテスが偉人として歴史に名を刻んだのも、後年弟子のプラトンたちのまとめた著作群があってこそ。それよりふつうの女性、ふつうの奥さんでいたかったであろうクサンチッペの厄難は推して量るべし、です。



 ≪コンスタンツェ・モーツァルト≫
 天才音楽家モーツァルトの妻コンスタンツェも「世界三大悪妻」のひとり。
 夫の死後、共同墓地に埋葬して遺骸を分からなくするわ、自筆の楽譜は売り飛ばすわ、デスマスクは落として割ってしまうわと、確かにいい加減な人ではあったようです。遊び好き、男好きとされ別の男性と再婚したことも、古い時代には攻撃の材料になりました。

 ・・・が、映画『アマデウス』でも有名になったように、ダンナのほうも・・・ダンナのほうこそ経済観念のない相当な遊び人だった。35年の太く短い生涯で、家族のための遺産なんかほとんどありはしなかった。
 彼女に言わせれば、こっちは生きてかなきゃいけないんだから、遺骸だ遺品なんかに構ってられない。後々になって天才・楽聖とか言うけれど、ウィーン人はさっさと夫を見限ったくせに、ってところでしょうか。
 まあ結局は好き合ってくっついた若い者どうし、どっちもどっちの「バカップル」ってやつだったんでしょう。たまたまダンナがとんでもなさすぎる天才だった悲劇。

 映画ではカネにうるさい守銭奴のように描かれていましたが、それは逆じゃないかな。



 ≪ソフィア・トルスタヤ≫
 「世界三大悪妻」最後はロシアの大文豪トルストイの妻ソフィア。彼女も気の毒と言うほかありません。(なおロシアでは「~タヤ」のように苗字も女性形に変わる。)
 なにせ、ロシア革命への機運が芽生える中、博愛主義を標榜したトルストイは、自分が築き上げた財産や著作権などをすべて!放棄し、国に寄贈すると言いだしたのです。
 奥さんにすれば寝耳に水。ただでさえ10人以上の子供を抱えているのに、これからの生活たまったもんじゃない。大ゲンカの末にトルストイは家を追い出されてしまったことから、ソフィアは「悪妻」の汚名を着ることになりました。
 が、これだって普通の奥さんの感覚からしたら至極まっとうな態度。当然受け取れるべきものをみすみす手放すなんて、そりゃ誰だって怒るよ。

 前にNHK教育で、男女俳優の朗読という形式でこの夫妻のやりとりを描いた番組をやっていました。ぼくはそれで知ったのですが、これがとても面白かった。またいつか再放送してくれないかな。


 偉人・天才と呼ばれる人の偉業は、もちろん人並み外れた才能あってこそなのは間違いないのですが、その素顔の言動もネジが外れたところが多かった。それに黙って添い遂げよという世の「美徳」に逆らった悪妻たちは、男社会や信奉者から見た勝手な解釈でしかないのもまた、言うまでもありません。
 夫が偉人だろうが天才だろうが、彼女には彼女個人の人生があるのだから。

 「中国三大悪妻」とされる漢の呂后・唐の武則天・清の西太后も弁護したいところが山とあるので(西太后だけは嫌い)、また機会があれば・・・。

 
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【『ガラスの仮面』全巻】 2019.04.21 (Sun)

ガラスの仮面第4巻≪たけくらべ競演≫

 美内すずえ 『ガラスの仮面』 第4巻 「春の嵐」

マヤ(白目)

 【たけくらべ競演】

 全日本演劇コンクール東京予選。マヤの 「劇団つきかげ」 と亜弓の 「劇団オンディーヌ」 が、同じ演目 『たけくらべ』(樋口一葉)で激突。凛とした正統派のヒロイン美登利を演じた亜弓に対し、マヤは活発で感情豊かな新しいヒロイン像で対抗、両劇団は同点1位で全国大会出場が決定。


 子供から大人へ、揺れ動く思春期の恋や友情の機微を描く 『たけくらべ』…、実は初体験です (あと7~8巻の『嵐が丘』も)。
 年を追うごとに劇中劇の描写がくどくなっていくが、初期は物語を適度に はしょっていて読みやすい。今回も亜弓版とマヤ版で、それぞれの個性を際立たせつつ巧くバランスを取っており、『たけくらべ』の見せ所がとてもよく伝わった。
 また、ここへきてマヤと亜弓のライバル関係が明確に。以後、ふたりの動向が並行して描かれることが多くなり、「亜弓メイン」で進む回も増えていく。(…作者自身、この『たけくらべ』で 悪役だけではない亜弓の魅力に気付いたらしい。「亜弓 is not 悪役」は初めから計算ずくだと思っていたので意外だった。)


 ≪今週の「紫のバラのひと」≫
 上演前後の楽屋にそれぞれメッセージを。「あなたをみています あなたのファンより」
 真澄、初めてマヤを 「おチビちゃん」 と呼ぶ。




 【初「白目」!~全日本演劇コンクール本戦】

 全国大会。のちに良き仲間となる「劇団一角獣」との出会い。彼らの演目 『運命』(作者オリジナル)。
 続くオンディーヌの亜弓は、『灰の城』 (オリジナル)で没落華族を力演。
 マヤの活躍をよく思わないつきかげ劇団員と、それにつけこむオンディーヌ理事長・小野寺の策略がひたひたと…。


 『ガラかめ』 の代名詞になった、キャラクターの 「白目」 描写。そんな本作初の 「白目」 は、役作りの減量で 「圧倒されるほどの威厳」 を身につけた亜弓の演技で。(追記…『アメトーーク!ガラスの仮面芸人』 調べによると、49巻までに約1300白目あるそうだ。)
 比較的「悪役」があいまいだった本作に、小野寺一(はじめ)が台頭…しかけて尻すぼみ。全編を通してのイヤミな皮肉屋程度におさまっている。本作にもようやく人間の「悪意」が芽生えはじめるが、それもマヤの才能を際立たせるお膳立てにすぎなかった…。しかしそこが痛快。だからやめられない!

 
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【ナチュラル・ライフ】 2019.04.15 (Mon)

続・赤ちゃんのローズマリー/呪われし?挿し木

『ローズマリーの赤ちゃん/Rosemary's Baby』
P1080876(20).jpg


ローズマリーが花を咲かせました。

去年の今ごろ、挿し木にしようと水に浸けておいた枝。

まる1年、水だけで生き延びました。

(写真をうまく取り損ねたので、上の写真は別の株から切ったものを。これももう晩花。)


枝先を切って水に挿しておけば、カンタンに根は出してくれます。今では10cm以上。

でも問題はそこから。

ローズマリーは植え替えに弱いのだそうで、土に植えても根付かないんです。

以前記事にしたやつも、いったん根付いたのですが、そのあと枯れてしまった。


アルカリ性のコンクリート塀のそばを好むと聞けば、コンクリ塊を鉢に埋めてみたり。

水やりや日当たりの加減をあれこれ変えてみたり。

この苗だって、いつまでも水の中では良くないだろう。何とかしてやりたいのだけれど・・・。


調べたところ、根が出るくらい長く水に浸けていたものは、もう土になじまないらしい。

よかれと思って水に浸けてたのに・・・。


キミはこのまま小さなコップの中で生きるしかないのか。

根っこの見た目はあまりきれいじゃないので (だから写真にしなかった)

余計になんとかしたい。 本格的に水耕栽培するか?


ちなみに晩ごはんは、ローズマリーの赤ちゃん葉を使った青魚の香り焼きでした。

料理にはお肉に魚にと活躍しています。


赤ちゃんのローズマリー(30)
「根づけ~。ウケケケ」

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【クラシック音楽】 2019.04.10 (Wed)

≪クラシック音楽≫書庫もくじ

  ≪クラシック音楽≫書庫もくじ

  新国立劇場オペラ 『トゥーランドット』 中継
  ユリアンナ・アヴデーエワのショパン
  ドビュッシーの『前奏曲集』聴き比べ (没後100年)
  バーンスタインvs.グールド協奏曲(生誕100年記念)
  “愛の6度”~あなたの声に私の心は開く~

  夏の終わりのメンデルスゾーン
  ホロヴィッツ plays モーツァルト
  ドボルザークあるある
  ベートーヴェンの 『悲愴ソナタ』 聴き比べ
  カラヤンの『ツァラトゥストラ』聴き比べ

  シャンパン・バッハ
  世界一ヘタクソな『ツァラトゥストラはかく語りき』
  プーランクのピアノ曲集
  立ち上がれ!ブラームス弦楽六重奏曲
  洋食喫茶?ラフマニノフ

  オペラ映画 『リゴレット』 (ヴェルディ生誕200年)
  グルベローヴァの『夜の女王』
  水曜日はワグナーを聴いて♪(生誕200年)
  無限『トリスタンとイゾルデ』
  フィッシャー・ディースカウとわたし

  マリア・カラスの 『夢遊病の女』
  クレンペラー×ベートーヴェン 『荘厳ミサ曲』
  ハチャトゥリアン 『フルート協奏曲』
  衝撃の歌姫 !? フローレンス・フォスター・ジェンキンス!
  わが心のドボルザーク交響曲第8番

  フォーレのピアノ曲全集
  フルトヴェングラーのワーグナー
  レナード・バーンスタイン記念
  『だったん人の踊り』改め・・・?
  チャイコフスキー『交響曲第4番』って何だ!?

  ショパン生誕200周年の『プレリュード』
  マーラーの交響曲≪巨人≫聴きくらべ
  驚異のシモン・ボリバル・ユース・オーケストラ!
  イ・ムジチの『四季』50周年聴きくらべ
  トスカニーニのワーグナー

  プッチーニの『誰も寝てはならぬ』
  『展覧会の絵』めぐり
  カラヤンのモーツァルト『戴冠式ミサ』
  カラヤン愛憎
  ヴェルディ、怒りのレクイエム

  無伴奏チェロくらべ
  バッハとドラクエ
  バッハを兄弟に例えてみた。
  フルトヴェングラーの『第九』
  とすかにーにカンタービレ

  ブラームス交響曲第1番聴きくらべ
  アマデウス、走る
  さわやかな『皇帝』
  アラウのショパン『前奏曲』
  ショーシャンクのモーツァルト

 
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【クラシック音楽】 2019.04.09 (Tue)

ユリアンナ・アヴデーエワのショパン

ユリアンナ・アヴデーエワ
ショパン前奏曲集ほか(2CD、2014年)


NHK-BSの早朝にやってるクラシック音楽番組で、いい演奏に出会えました。

ロシアのピアニスト、ユリアンナ・アヴデーエワの来日公演。

アヴデーエワは2010年にショパン・ピアノコンクール優勝。

マルタ・アルゲリッチ以来の女性の優勝者として話題になった人。


番組では、ショパンのマズルカやピアノ・ソナタ第3番などを披露。

ハッとするような若さと華やぎ。力強い自信にあふれていて。

いつもこの番組は録画したものをBGMがわりに聞き流す程度ですが、

たまにあるいい演奏はちがう。

思わず画面に惹きつけられました。耳に釣り針を引っかけられたように。


このあとCDで、同じショパンの前奏曲集や『葬送』ソナタを聴きましたが、

深い表現はまだまだって印象。

それでも大きな肩書きにたがわぬ大器の片鱗を感じさせてくれました。

シューベルトやプロコフィエフは、鍵盤の上で踊るような文字どおりの躍動感が素晴らしかった。


たびたび来日しているそうで、放送はつい先日の公演ぶん。

次、秋の来日は企画ものみたいなので行くのやめた。もっと早く知っておけばよかったな。

 
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【『ガラスの仮面』全巻】 2019.04.03 (Wed)

ガラスの仮面第3巻≪紫のバラのひと≫

 美内すずえ 『ガラスの仮面』 第3巻 「風の中を行く」

速水真澄
「おれともあろうものが・・・!」
(旧Yahoo!アバター)
 【紫のバラのひと】

 『若草物語』公演の後半。高熱で意識朦朧のマヤ、重病のベスを熱演。
 これに心打たれた真澄、匿名で「紫のバラ」を贈ってマヤをねぎらう (「早く元気なベスになってください。あなたのファンより」)。生まれて初めて得たファンに感無量のマヤ (「ありがとう、紫のバラのひと」)。


 マヤの情熱と才能に惹かれた速水真澄が、匿名の足長おじさん 「紫のバラのひと」 としてマヤを支援。その一方で、冷酷な月影つぶしの一面をマヤに見られてしまう (「この少女にだけは…きかれたくなかった…!」)。 以後、真澄としては憎まれ、「紫のバラのひと」としては慕われ…と、どちらもマヤの芝居への原動力として正反対の方向から影響を与えていく。キャラ作りが巧い。

 なお作者によれば、このころ「マヤの父親は離縁ではなくすでに故人」という設定が決まったらしい。マヤが「紫のバラのひと」はどこかにいる実父ではないかと誤解するのを防ぐためだという。いわく、「ろくな死に方をしていない」そうだ。
 (※追記…すでに第1話の時点で、マヤ母が 「ねぇ、天国のお父さん」 と語りかけていました。)



 ≪今週の月影先生≫
 『紅天女』 の上演権を奪おうとする真澄の陰謀により公演は酷評され、スポンサー青柳との関係も悪化。劇団員にも動揺が走る。
 怒りの月影、心臓の病に倒れる (初!)。




 【月影流・熱血スパルタ教育】

 真澄と大都芸能の容赦ない攻撃にさらされる≪劇団つきかげ≫。存続を賭けた演劇コンクール東京予選では、マヤが 『たけくらべ』(樋口一葉作)主役に大抜擢されるが、真澄の≪劇団オンディーヌ≫も同じ『たけくらべ』をぶつけてくる。
 マヤ、想いを寄せる桜小路とは敵味方となり、同じヒロイン「美登利」役をつとめる亜弓の完璧な演技に打ちのめされるが、月影との雪夜の猛特訓で、自分なりの「美登利」像を完成させる。


 マヤ、重病のベスを演じるため一晩中雨に打たれたかと思えば(2巻)、月影もマヤにバケツの水をぶっかけたり、バシバシどついたり、小屋に監禁したりと、この師弟は無茶のし放題。
 しかし'76年当時は「熱血スポ根」世界がまだ力を持っていた時代(…実はすでに時代遅れだったが(「シラケ世代」用語参照を)、その「少し古い」加減が作品に風格をもたらす効果に…)、大衆少女マンガの話法としてはこれもアリ。

 マヤの主役大抜擢を、劇団員みんなで温かく祝福。トントン拍子でとても安心して読める。
 それに比べて 『巨人の星('66~71)』 などは、「栄光の絶頂が転落への第一歩」話法が強烈すぎて、物語としてとても不安定(飛雄馬の魔球が完成した時点で、花形満はその弱点を見抜いている!)。'70年代、上り坂の女社会と 下り坂の男社会の差とも取れるかも??



 ≪今週の真澄さま≫
 自身の少年時代を簡単に回顧。 第34巻 で詳細に語られる、冷徹な帝王学を叩きこまれた養子であることがほのめかされている。


 
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23:37  |  『ガラスの仮面』全巻  |  コメント(0)  |  EDIT  |  上へ↑