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【画像一覧】 2019.03.31 (Sun)

2019年3月の画像一覧

≪2019年3月の画像一覧≫

テレビジョン(10)
NHKドキュ『カンボジアに医療の灯を』


P1080492 (20)
なつかしマルカワのフーセンガム


マヤ(白目)
ガラスの仮面第2巻≪劇団つきかげ≫


『アガルタ』
『パンゲア』マイルス・デイヴィス『アガルタ』


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ガラスの仮面第1巻≪千の仮面を持つ少女≫

 
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【ニュース&カルチャー】 2019.03.28 (Thu)

NHKドキュ『カンボジアに医療の灯を』


テレビジョン(10)

 少し前だが、NHK-BSでやってたドキュメンタリーがよかった。
 カンボジアのNPO病院で責任者をつとめる日本人医師・嘉数真理子さんを取材したもの。
 ウンザリするほどテレビにあふれる「世界で活躍する日本人バンザイ」ものなので期待せずにいたが、いくらか客観的なつくりだったので好感が持てた。


 極端な共産主義を掲げたポル・ポト政権下、知識人が根こそぎ虐殺されたカンボジア。本を一冊持っていただけで殺されたその狂気は(『キリング・フィールド』など)映画やドキュメンタリーで有名だが、医師にいたっては全国で数十人しか生き残れなかったというから言葉も出ない。

 そんな恐怖政治を覆した同国はいま、急速な経済発展を遂げて活気にあふれているが、一度失った医師の不足、教育システムの脆弱さは深刻。
 そこで嘉数さんは、同じく焦土から復興した故郷の沖縄と重ね合わせ、その医師育成システムをカンボジアにも導入しようという。積極的に新人を問診の現場に立たせ、それを2年目が教え、さらに3年目がその面倒を見て・・・と順に教え教わっていくことから「屋根瓦方式」というらしい。

 カンボジアのエリート新人たちははじめ、嘉数さんではなく経験の浅い先輩に教わることに不満を抱くが、身近な先輩と議論を重ねることで自分には見えなかった答えを知ることになる。頼りなさげな先輩も自分の力に気づき、人に教えることでさらに経験を深めていく。
 陰で優しく見守る嘉数さんの、自分が英雄になるのではない、あくまでカンボジア人同士で教え教わっていく環境をつくるのだという信念には、大きく心を打たれた。くだんの「日本人バンザイ」ものとは一線を画すところだ。


 1時間弱の番組はあっという間。また違った編集で再構成して、深く掘り下げてほしい(最近のNHKドキュは臆面ない「二番煎じ」も多いから、たぶんやってくれるだろう)。あと、大根役者やお子様タレントではなく本職のまともなナレーターに替えて。
 こういう国内外の骨太番組は、放送時間じたいが削られているので心配しています。

 
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【ぐるめ…?】 2019.03.23 (Sat)

≪ぐるめ・・・?≫書庫もくじ

  ≪ぐるめ・・・?≫書庫もくじ

  がんばれアルゼンチン・ワイン!
  なつかしマルカワのフーセンガム

  ザ・王道、サントリーローヤル
  めざせ!米ぬか美人 (ちな♂)
  雪の夜は飲んだくれ
  イナゴを食べました。
  干物びより

  まぐろ貧乏クッキング
  自宅でカンタン!男塾・毒手拳
  メンマが止まらない
  ピザ、いきあたりばったり
  夏野菜でピクルス

  キムチ改造
  いも野郎、世界を翔ける
  「お好み焼きJAPAN」代表チーム発表!
  りんごとさつまいもの春巻き
  芋と竜

  ロールキャベツ・バカ一代
  マッコリLOVE
  おせちで肌ツル
  柿のミートソース
  ホンマ゙にもう、ぼく玉子すっきやからね。

  おやつにステーキ
  うなぎサマータイム
  ヨーグルトぬか漬け
  違いが分かりすぎるコーヒー
  ブラック・ジャックによろしくぅ

  ミートソース・バカ一代
  「おでんジャパン」代表チーム発表!
  お腰につけた、さつま揚げ
  ジンと少年
  ハンバーグ・バカ一代

  天ぷら王子
  おからクッキー
  肉と自分をぶった斬る。
  みかん依存症
  ジビエの季節

  魅惑のコンビニ弁当
  「ビール⇔発泡酒」曲線理論序説
  ブタになるまでぶたを食う
  お茶っ葉でスモーク
  柿の種一族の陰謀

  べトナム・コーヒー
  キムチ刑事、殉職
  牛乳1本を使いきれ!
  キムチを作ってみた。
  これが俺のカレーだっ!

  酒かす地獄
  おやつにコロッケ♪
  はつ鰹
  仄暗いポン酢の底から
  がんばれ南アフリカ・ワイン!

 
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【ぐるめ…?】 2019.03.22 (Fri)

なつかしマルカワのフーセンガム

P1080492 (20)


近所の駄菓子屋さんで、懐かしいマルカワのフーセンガムを買いました。

ぶどう味。

ぼくはオトナのセレブリテーなので、リッチに箱買いしました。


苔むした神社の裏で摘んだ、黒すぐりの若々しいアロマ。

シャトー・マルゴーを想起させるエレガントなブーケ。

その喉越しは、やがてジロンドに注ぎゆく湧き水のように甘くなめらか。

(ほんとは甘味料は体に悪そうなので、飲まずにペッペ吐いてますけど。)


写真は、4粒入りの小箱が24箱セット。ひと小箱20円。

それを2ケース買ったもんだから計200粒弱。 食べきるのに1年かかりそう。

そこでセレブらしく、気前よくあちこち配って回りました。

苦しゅうない、礼にはおよばん。

#

ところで、当たりくじはついていないそうですが、昔はあったような・・・?

これだけ買えば、一生ガムで食ってけると思ったのに。

 
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【『ガラスの仮面』全巻】 2019.03.16 (Sat)

ガラスの仮面第2巻≪劇団つきかげ≫

 美内すずえ 『ガラスの仮面』 第2巻 「炎の階段」

マヤ(白目)
(工事中。扉イラスト大募集!)

 コミックス表紙はマヤと亜弓。巻頭のあらすじにも「対照的な二人だが深い因縁で生きる運命」 とあり、すでに宿命のライバルとして位置づけられている。作者によれば、連載開始時には最終回のプロットもすべて出来上がっていたらしい (「…だったら早よ描け」 とは、ファンの誰もが思ったことだろう)。


 【初対決!マヤvs.亜弓】

 ≪劇団つきがけ≫での稽古がスタート。マヤ、初心者向けのCクラスで四苦八苦しながらも、ふと見せる「本能的な演技のカン」で周囲を驚かせる。(釘を踏んだ演技、笑う演技・・・)
 うわさを聞いてやってきた姫川亜弓、「はい、いいえ、ありがとう、すみません」 だけの演技練習に横やり。無理難題を吹っかけてマヤを追い詰めるが、マヤの機転で返り討ちにあう。


 マヤと亜弓、初の直接対決! 亜弓の目つきや言い草が意地悪っぽいので、当時の読者から悪役と思われても仕方ないか。
 メガネにパーマ頭、狂言回し役の研究生「やよい」は、作者のマネージャーやよいさんがモデルか (第24巻末の取材ルポに登場)。

 ほか、月影がマヤ母からの手紙を焼き捨てる。――このあたり、月影は「母」というより「父」に近い。まさに女・星一徹! 徹底した「甘えの退路」や「暗い過去」との決別、スターになるのも大変だなあ…。
 校内暴力に家庭内暴力と、ちょうど「戦前vs.戦後」の親子間の世代ギャップが頂点に達したこの「断絶の時代」、後にマヤ母がたどる哀れな末路には、子供の才能に無理解な旧世代への怒りが込められているのかもしれない (作者も子供のころ、大好きな手塚マンガを禁止されたらしい)。



 【桜小路くん、いい人だな…】

 公園の売店でアルバイトを始めたマヤの前に、桜小路優が再登場! (マヤ 「桜小路くん、やさしくていい人だな…」、桜小路 「すなおで…なんだか…好きになりそうだな…」
 亜弓母子共演の舞台 『白ばら夫人』 (作者オリジナル)で初デート。(「こら!ひとさじよこせ」

 桜小路家にてピアノのレッスン (「こらこら…ぼくはきびしいんだぞ」「なんか親鳥の気分だな」)。
 こうして急接近するふたりだが、桜小路の母と妹からは疎まれる。


 骨太ドラマの合間合間に、一服の清涼剤のように現れる桜小路くん! この頃は本当に「親切で」「やさしくてさわやかであかるくて」 かっこいい。
 思わず背中がかゆくなる迷ゼリフ集の中でも、「こら!ひとさじよこせ」 は最高にウケた。



 【ベス役をかけて】

 ≪劇団つきかげ≫旗揚げ公演の演目は 『若草物語 (オールコット作)』。マヤ、三女ベス役に大抜擢。適役をうばわれた水無月さやか、ベス役の適性テストを持ちかけて逆転勝利をもくろむ。
 家に閉じこもり、作中のベスと同じ生活を送るマヤ。適役テストはベスの魂が乗り移ったマヤに軍配。


 ベス役をマヤに奪われたさやかだが、「ああ、嫉妬はよそう」 と出来た性格。
 普通のマンガならライバルの卑劣な妨害で話を盛り上げるところだが、亜弓にしろさやかにしろ、憎たらしい悪役にしていない。どちらもマヤの才能を認めたうえで、正々堂々と挑戦している (連載当時の読者には亜弓が悪役に映ったようだが)。 悪質なヤジやいやがらせは、ほとんどがその場限りの「その他大勢」によるものばかり。
 これは「登場人物を不幸にしたくない」という作者の人柄だろうし、少年マンガと違って「女の悪役」は陰湿になりがちなのに配慮してのことか。

 当時の若い読者は本作を「不幸の連続」と感じたようだが、今読めば作者の絶妙な手綱さばきが分かる。つまり 「障害」はあっても「挫折」はない。主人公が明るく安定して成長する骨太感は、長期連載の秘訣と言えるかも。この傾向はマヤが芸能界入りする10数巻(連載3年)あたりまで続く。


 死の淵にあるベスの演技ができず、月影から「できそこないのベス」 と罵られるマヤ。夜通し雨に打たれてまでベスの心をつかもうとする。
 そして演劇界注目の開演の日。マヤは高熱を押して舞台に立つのだが…。


 病人を演じるため本当に病気になる…というのはムチャクチャな話だが、「熱血スポ根マンガ」だからそれもありなのだ!
 次巻もスゴイぞ!
 
 
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【JAZZ】 2019.03.10 (Sun)

『パンゲア』マイルス・デイヴィス『アガルタ』

『アガルタ』
『アガルタ (1975)』

 1975年2月1日、大阪――。昼夜2部のライブを2作に分けて録音した、“ジャズの帝王”マイルス・デイヴィスのアルバム 『パンゲア』『アガルタ』

 当時としては画期的な、編集のハサミが入らない「ノーカット」でライブの高揚と熱狂を完全収録。電子楽器を取り入れて過激に進化した(――同時に多くのファンを戸惑わせた――)「エレクトリック・マイルス」時代の集大成となった。


 ぼくは 『デコイ('84)』 や 『TUTU('86)』 などもっと後の作品からマイルスに入ったはずなのに、これら「電子マイルス」に親しめるようになったのはごく最近のこと。パンゲア&アガルタも、CDを買ったはいいが棚に眠ること幾年月・・・。

 ・・・晴れて今回、冒頭の力強いドラムのリズムに一発で引き込まれた。電子マイルスがやりたかったのはリズムではないという指摘(下記の参考文献)もあるようだが、やっぱりリズムのカッコよさ、サイドを固める若手たちの荒れ狂う――しかし意外と計算された――新しい音の洪水だ。

 マイルスご本人の演奏はというと、交通事故の後遺症や麻薬中毒、来日時の風邪引きなどでコンディションは最悪。そのトランペットは「ワウ・ペダル」で音色を増幅させてはいるが力はなく、これならむしろ無いほうがいいくらい。(なお、この日はオルガンも演奏。)

 それより音楽全体の指揮者として前人未踏、「ジャズ」の枠を飛び出して「ファンク」「フュージョン」そして「ヒップホップ」誕生へと今まさに道を切り拓いていく、その一歩一歩にこそ不朽の価値があるというものだ。


 満身創痍のマイルスは、本作を最後にしばらく半引退状態に追い込まれてしまう。
 '80年代に復活を遂げたエレクトリック・マイルス晩年の作品群は、時代がひと回りした今聴くと、ことのほか落ち着いて聴けるから不思議。マイルスの播いた種がようやく実り、新しい音楽への違和感やアレルギーを払拭してくれたのだろう。

 ぼくが 『パンゲア』 『アガルタ』 という巨大な“地殻変動”を本当に理解するには、もう少し時間がかかりそうだ。それでも今、音のマグマに身をまかせて忘我の境地で楽しめたのは、ひとつ進化したってところか。
 
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【『ガラスの仮面』全巻】 2019.03.04 (Mon)

ガラスの仮面第1巻≪千の仮面を持つ少女≫

 美内すずえ 『ガラスの仮面』 単行本コミックス第1巻 ≪千の仮面を持つ少女≫

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 【第1話~北島マヤ登場】

 横浜の小さな食堂で、住みこみ店員の母と暮らす13歳の少女・北島マヤ「けっして美少女ではなく、成績もよくはない一見平凡な少女」 であったが、テレビドラマや演劇にかけては人一倍の関心と情熱を持っていた。
 大好きなお芝居に熱中するあまり、店の手伝いがおろそかになることもしばしば。しかし一度聞いただけのセリフを丸暗記し、チケットを手に入れるためなら極寒の海に飛び込む・・・そんなマヤの情熱と秘めた才能に、かつての大女優・月影千草は女優としての限りない可能性を見出すのだった。


 記念すべき第1話の初試練が「年越しそば120件配達」とは、えらく庶民的。また「疲労・憔悴」を表す目元のタテ線は、今では 『ちびまる子ちゃん』 のようなギャグ表現でしかないので思わずたじろいだ。でも月影の顔の傷やマヤの鬼気迫る表情とあわせて、そういう時代がかったところに独特の迫力があり、何かエライことが始まりそうな予感をさせた。


 【第2話~「おそろしい子!」】

 来たる学校祭で、マヤのクラスは演劇 『国一番の花嫁』(作者オリジナル)を上演することに。マヤ、「笑われ者のビビ」役に決まって落胆するが、月影に励まされて一念発起、夜を徹して役作りに没頭する。


 マヤの公私に大きな影響をもたらす速水真澄と、宿命のライバル姫川亜弓が初登場(&小野寺も)。涼しげな瞳や閉じたまつ毛の筆使いに艶気がある。
 マヤの計り知れぬ才能に興奮した“黒夫人”月影千草の名ゼリフ、「おそろしい子!(オーホホホホホ)」。 こまかなポーズまで丸暗記している、と判断できる貴女もおそろしい。

 貧乏な現実を突きつけられても、そこまでひっ迫したものを感じない。'70年代半ばになると日本も豊かになり、「貧乏」という設定はほとんど形だけのものになっていく。(さらに'80年代に入ると「金持ち」亜弓の方がリアリティのある存在になっていくのもそのため)
 学級会で自分を推薦され、初めて人からほめられたと喜ぶマヤがいじらしい。そして、女優の血に目覚めるラストに感動。われながら王道の演出に弱い。

 ちなみに、役決めの場面で名前が出る「和田慎二」は実在の漫画家 (他の名前は関係者?)。その代表作『スケバン刑事』は'76年1月5日号で『ガラスの仮面』と同時スタートし、ともに『花とゆめ』誌の黄金時代を支えた。


 【第3話~ビビの仮面】

 稽古で時折り光る演技を見せながら、「笑われ者ビビ」の役作りに悩むマヤ。月影はマヤに「ビビの仮面」をかぶるつもりで演じるよう助言する(第2話)。
 上演の日。母は娘の道化役を恥じて見に来てくれない。その時「笑われ者」の気持ちをつかんだマヤは、一世一代の感動的な名演を見せ、大喝采を浴びる。先生には叱られたが、ついにマヤの心に火がついた。(「やりたい! お芝居をやりたい!」


 演出を無視したマヤの演技は後の「舞台あらし」の片鱗・・・とも言えなくもないが、少年少女向けマンガはそうやってはみ出すくらいがちょうどいい。それに、のちに何でもかんでも「白目」演技で片付けてしまうことを思えば、マヤの表情・・・というより作者のマンガ表現のじつに力強いこと!
 最初の1、2、3話は何度読んでも感動する。


 【第4話~劇団オンディーヌと『紅天女』】

 速水真澄の≪大都芸能≫が手がけ、「天才少女」 姫川亜弓も所属する≪劇団オンディーヌ≫。お金がなくて入団できないマヤだったが、即興で 「逃げた小鳥を追うパントマイム」 を演じさせられることに・・・。


 マヤの初恋の人・桜小路優が初登場 (マヤ「マヤのことかばってくれたり、親切でいい人なんだな・・・」)。一方の真澄は、番犬に襲われたマヤの血が服についてどこかうれしそう (「北島マヤといったな・・・」)。 同年代の美少年と地位ある年上の男性、両方から同時に好かれるというのは、女の子にはたまらんだろう。

 本作最大のキーワード、幻の名作劇 『紅天女』 について簡単に語られる。上演権を持つ月影千草は自身を継ぐ演者を育てようとしていること、その上演権を狙う真澄が月影を追い詰めようとしていることなど。


 【第5話~逃げた小鳥のパントマイム】

 逃げた小鳥を追うパントマイム。荒削りながら堂々かつリアルに表現してみせるマヤ。その才能に気づいた亜弓もまた、返礼代わりに見事な演技を見せつける。マヤと亜弓、お互い強烈な印象を植えつけあう。


 宿命のライバル姫川亜弓。主人公と正反対の「お金持ち」「名門のサラブレッド」「天才」なライバルは、初登場時は傲慢で横柄な悪役キャラになりがちだが、亜弓はしっかりマヤの才能を見抜いて一応の礼を尽くしている。連載前にちゃんと物語とキャラクターを練り上げた証拠だろう (もっとも当時の読者には、亜弓が典型的な悪役に見えたそうだ)。
 追記・・・当の作者も 「亜弓=悪役」 とみなしていたが、第4巻 『たけくらべ』 あたりで亜弓の魅力に気付き方向転換したのだとか。へぇ~、そうだったのか・・・。


 【第6話~「劇団つきかげ」始動】

 「いいえ! あたし…あたし、女優になります!」
 家出したマヤ、新たに発足した≪劇団つきかげ≫の特待生として月影に弟子入り。
 真澄による「月影つぶし」の予感やマヤ母の乱入(月影に熱湯をぶっかける!)を経て、月影はマヤに女優として生きる道を教え諭す (「あなたは千の仮面をもっている」)。


 青木麗水無月さやから、≪劇団つきかげ≫の良き仲間が初登場。
 劇団のバックについているという青柳ナントカ。あまり気持ちの入った設定ではないなと思っていたら、案の定フェードアウトしていった。劇団運営はお金がかかりますよ、ってことだけか。
 
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