【画像一覧】 2018.12.31 (Mon)
2018年12月の画像一覧
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修理!リモコンにアルミホイル

オー・ヘンリーのオチ (再)

生ごみコンポスト、追撃!

ミンガス・ビッグバンド~ゴージャスなジャズをクリプレ!

かわいい『酒を飲むバッカス』(末恐ろしい)

修理!リモコンにアルミホイル


オー・ヘンリーのオチ (再)

生ごみコンポスト、追撃!

ミンガス・ビッグバンド~ゴージャスなジャズをクリプレ!

かわいい『酒を飲むバッカス』(末恐ろしい)
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【はじめてのパソコン】 2018.12.26 (Wed)
修理!リモコンにアルミホイル

ブルーレイのリモコン・ボタンが効きにくくなって早2年か。(前回記事)
中を開けて掃除するくらいじゃ、どうにもならなくなった。
たぶん、ボタンを押した時の電気を通す素材が劣化してるんだと思います。
買い替えてもいいのですが、補欠の機なのに何千円もしてバカらしいので、自分で修理だ!
電気が通るよう、ボタン裏の黒い部分にアルミホイルを貼ればいいのだ!
まずはリモコンの中を開けますが、慣れないとこれだけで大変。(前回記事参照を。
――ちなみに、うちのやつはもう何度も開けているので、簡単に開くほど傷だらけ。)
貼っていくアルミ箔の大きさは適当でいい。上の写真のようにボタン面の形に合わせる必要はない。
ただし、アルミが剥がれると接触不良や誤作動を起こすので、接着だけはしっかりと!
ゴム用の接着剤が一番ですが、アルミテープ*や両面テープなら楽。(*台所用テープは厚すぎるか)
できるだけ薄くて粘着力が強いものを、ひとつひとつに貼っていきます。
自分の性に合ってなくてかなりめんどくさいけど、よく使うボタン全部に貼っておきました。
・・・おぉ! 指圧かよってくらい強く押していたのがウソのように軽い!
これで年末年始、録り放題&見放題だ!
・・・けど、見たいテレビがなかった!
めでたしめでたし! よいお年を!
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【この本!】 2018.12.21 (Fri)
オー・ヘンリーのオチ (再)

旺文社文庫(絶版)
パソコン部屋の隅にひっそりとかけてある、もらいもののカレンダーをめくりました。今年も残すところあと1枚。 振り返れば、こうして月の初めに一枚一枚、無造作に破かれていったのですね。まるで、冬の風に頬をはたかれた落葉のよう。
そこでふと、オー・ヘンリーの短編小説 『最後の一葉』 を思い出しました。
一枚一枚 散っていく落葉と、自身の消えゆく命を重ねあわせる、病床の少女を描いた有名なお話。その結末は言いませんが、O・ヘンリー作品といえば、ウィットに富んだラストのどんでん返しが最大の魅力。ぼくも高校時代、その巧みな話法にひかれて、よく学校の図書館に通ったものです。
そこで久しぶりに、わが家の本棚から彼の短編集を取り出し、パラパラとめくってみました・・・。
『二十年後』 は、再会を誓い合った親友を待つ男の話。 皮肉のきいた人情味がいいですね。
『自動車が待っているあいだに』 は、公園のベンチで出会った令嬢と青年の恋。 むなしく切ないです。
『警官と賛美歌』 『赤い酋長の身代金』 などは、とんだ災難話ですが思わず笑ってしまいます。
そして 『最後の一葉』 と並ぶ代表作 『賢者の贈り物』。
クリスマスの夜、若く貧しい夫婦の、ささやかなプレゼント交換にまつわる心温まるお話。
「夫は金時計を売って妻のためにクシを買い、妻は髪の毛を売って夫の金時計の鎖を買う」
という話、どこかで聞いたことはないでしょうか? 彼らのように心のこもったお祝いを贈り、贈られるとしたら、これほど幸せなことはありません。 真心を尽くすという行為は、見栄や金額の問題ではないことを教えてくれます。
そういえば、季節はちょうどクリスマス。ぼくはこれを機に、O・ヘンリーと出会わせてくれた高校の図書館に、その作品集を寄贈しようかと思っています。以前も母校を訪れた折、何冊か本を持っていきました。 だから今回も、年末に帰省した時にでも・・・。彼の短編集だけだと片手で足りるので、英語版があればそれもつけます。
・・・というのも、実はわが母校の図書館には、オー・ヘンリーの本がないのです!
とても平易で親しみやすい文章とストーリー。 今どきどこの小学校にも置いてある、読書の入門編。 それなのに、かわいい後輩たちが 『最後の一葉』 や 『賢者の贈り物』 に触れることなく3年間を過ごすなんて! 卒業生として、そんな現状を見過ごすわけにはいきません。
決して、良く思われたいとか、カッコつけたいわけではないことをご理解いただきたい。 ぼくを突き動かすのは、純粋な情熱と崇高な使命感のみ。
そう、今こうして手にしている読み古されたオー・ヘンリーの本、その裏表紙に貼られたステッカーを目にするたび、わが母校を想う気持ちは ただただ熱く募るばかりなのです。
「返却期限を守りましょう。○○高等学校図書館」
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【 段ボール箱コンポスト】 2018.12.15 (Sat)
生ごみコンポスト、追撃!
シーズン3≪めぐりあいコンポスト≫編 (機動戦士ガンダム 『ザンジバル、追撃!』)

米袋型コンポスト「ザンジバル」
めっきり寒くなったので、今年も 「生ごみ・段ボール箱コンポスト」 を始めました。
虫や腐敗の少ない冬、土に生ゴミと米ぬかを入れて、混ぜるだけ。
ネギ類、かんきつ類、固く大きいもの以外はほとんど入れています。
数週間で土の塊となり、さらに寝かせたら春にはいい「たい肥」に。
窒素やリンなど有償の資源は、捨てるものから簡単に手に入るんです。
何よりゴミ出しが劇的に減り、水分も出さないので地域の焼却炉の負担を減らせるのが大きい。
くわしくは下の 【続き…】 や 【段ボール箱コンポスト】 過去記事を参照ください。
♯
今年は最初ビニールの米袋でやっていました。
丈夫なのでガシガシ混ぜやすいのですが、土の呼吸や調湿の面ではよくなかった。
ごみを入れ過ぎると土がベタつくように。(段ボール箱に入れ直すとすぐ回復した。)
段ボール箱とうまく使い分けることにしよう。

米袋型コンポスト「ザンジバル」
めっきり寒くなったので、今年も 「生ごみ・段ボール箱コンポスト」 を始めました。
虫や腐敗の少ない冬、土に生ゴミと米ぬかを入れて、混ぜるだけ。
ネギ類、かんきつ類、固く大きいもの以外はほとんど入れています。
数週間で土の塊となり、さらに寝かせたら春にはいい「たい肥」に。
窒素やリンなど有償の資源は、捨てるものから簡単に手に入るんです。
何よりゴミ出しが劇的に減り、水分も出さないので地域の焼却炉の負担を減らせるのが大きい。
くわしくは下の 【続き…】 や 【段ボール箱コンポスト】 過去記事を参照ください。
今年は最初ビニールの米袋でやっていました。
丈夫なのでガシガシ混ぜやすいのですが、土の呼吸や調湿の面ではよくなかった。
ごみを入れ過ぎると土がベタつくように。(段ボール箱に入れ直すとすぐ回復した。)
段ボール箱とうまく使い分けることにしよう。
・・・段ボール箱コンポストは発進する。巨大な戦場の待ち受ける宇宙へ。生ごみの追撃はついに発酵攻撃を行わしめる。迫る巨体がコンポストを粉砕するか?
次回、『強行突破作戦』。 君は、生き延びることができるか?
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【JAZZ】 2018.12.08 (Sat)
ミンガス・ビッグバンド~ゴージャスなジャズをクリプレ!

クリスマス・プレゼントがわりに、ゴージャスなジャズをどうぞ。
ミンガス・ビッグバンドの第1弾アルバム 『ノスタルジア・イン・タイムズ・スクエア』、1993年。
≪Amazon試聴ページ≫
モダンジャズ黎明期の伝説のベーシスト、チャールズ・ミンガス(1979年没)にあやかって結成。
本来はビッグバンド団員ではないソリストたちが結集した、野性味あふれる粗っぽいアンサンブル。
あっちからこっちから音が飛び出してくる、個性と個性の熱いぶつかり合い。
「反骨の神様」 ミンガスの曲や演奏スタイルを見事に再現してくれます。
有名な(はずの) 『モーニン』 なんか、原曲が分からないくらいの暴れまくりバトル・ロワイヤル!
でも最後には、原曲なんてどうでもよくなるくらい激しく血がたぎり出す!
このたび、本家?ミンガス版の 『モーニン』 が入った 『ブルース&ルーツ』(1960)を買いましたが、
まったく一緒だ。
ミンガスは大編成のビッグバンドでブルースをやりたかったのがよく分かりました。
これまで、代表作 『直立猿人』(1956)の早すぎた 「フリージャズ」 の混沌っぷりや、
モダンジャズの開祖5人が奇跡的に集結した 『ジャズ・アット・マッセイホール』 (1953)の
おざなりオールスター戦から、チャールズ・ミンガスという人にあまりいい印象を持っていなかった。
本棚の古典文学全集、教科書の中の人って感じ。
しかし神様でありながら 「守り」 をよしとせず、攻撃と反骨を貫いたミンガスの生きざま。
その一端を知ったのは、マグナムでズドンとハートを撃ち抜かれるものがありました。
今も活動するミンガス・ビッグバンドも、メンバー流動という宿命があるけど、
初期の迫力と狂乱をぜひ取り戻してほしい。
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【このアート!】 2018.12.01 (Sat)
かわいい『酒を飲むバッカス』(末恐ろしい)

新酒の季節です。
イタリアの画家レーニ作、『酒を飲むバッカス』。1623年。
お酒の神として、酒飲みの代名詞にもなったローマ神バッカス。
大先生は生まれた時から違うぞってところを見せつけてくれます。
ぷくぷく赤ちゃんのラッパ飲みだけでも ものすごいインパクト。
よく見れば、飲んだそばから泉のごとく噴き出すおしっこ。
樽に片ヒジついたポーズも小憎らしいこと。腰を下ろす間もなく酒樽を空けて回ってるんでしょう。
大先生、かなわねえっすよ。
柔らかく上品なタッチと明るくシンプルな背景から、パッと見、ラファエロの絵かと思いました。
レーニはラファエロから100年もあとの人。17世紀はじめ、時代はすでにルネサンスからバロックへ。
カラヴァッジョやルーベンス(蘭)と同年代ながら、古風なラファエロ調を色濃く受け継いだようです。
ほかにもいろんな人の影響を受けているのが分かる。
詳しくは知らなかったけど、何かの作品を上野やプラドで見た記憶があります。
ちなみに本作は独ドレスデン美術館の蔵。レーニが生まれた美食の都ボローニャはもちろんのこと、
ドレスデンのある旧東独ザクセン州でも今年もおいしいワインができたそうです。
・・・今年もはや12月、お酒がおいしいシーズンも最終盤。
年明けから始まる、お酒がおいしい新シーズンも楽しみだな~。
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