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【【未整理】 世界ブラボー日記】 2018.10.31 (Wed)

2018年10月の画像一覧

≪2018年10月の画像一覧≫

『バビル2世』op 『バビル2世』フレーフレー、バビル
そろそろ勝てるか?「バビルの塔」に


秋の味覚「ンマーイ」 築地本願寺 (5)古写真 築地市場 (1)モノクロ
東京ごはん


小津安二郎『お茶漬けの味』
『お茶漬けの味('52日)』 はお口に合いまして?


ジャック・ベッケル『 穴 』
脱獄するなら…ベッケルの『 穴 ('60仏)』


043(20).jpg
十月の蚊

 
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【めざせ東大 !?】 2018.10.30 (Tue)

そろそろ勝てるか?「バビルの塔」に

『バビル2世』op


 横山光輝の名作マンガ 『バビル2世』 に登場する、「♪コンピューターに守られた」 難攻不落の要塞“バベルの塔”*。その人知を超えた科学力は、「アメリカ宇宙局(NASA)のコンピューターの100億倍の働きをします」 といいます。(*アニメ版での名前は“バビルの塔”だが、原作マンガ内では旧約聖書と同じ“バベルの塔”と呼ぶ。)

 連載時は1972年。当時としてはとんでもない差だったでしょうが、「コンピューター(半導体)は1年半で2倍に進化する」という有名な説(ムーアの法則)もあることだし、そろそろ現実世界が追いついたのでは??


 実際に当時のNASA級コンピューターを元に計算した人がいるそうで、それによれば性能の基本である「処理速度」は、中国やアメリカの現王者スパコンが、“バベルの塔”の誇る「100億倍」を超えたらしい。
 ・・・ヨミさま、バビルめを倒すチャンスですよ!

 ただし“バベルの塔”のように、「自分で判断して動く」 「人間と会話する」 など実際のはたらき――プログラミング技術や人工知能(AI)――はまだまだ。 それに“バベルの塔” ご本人だって、この50年の間にみずから学習して性能を磨き上げてるかもしれないし。世界征服にはもう少し時間がかかりそうです。
 ・・・むむむ、バビルめ。


 それでも、打倒バビルにはまだ望みがあります。空想SFの世界から飛び出して、実用化も始まりつつある 「量子コンピューター」 の発明!

 コンピューターをはじめとするデジタル技術は、細胞にあたる「ビット」の「0」と「1」の組み合わせ(2進法)だけで成り立っています。電気をオン&オフすれば「1」と「0」は表せるので機械にはうってつけの方法なのですが、一度「1」に決めたら「1」にしかならない、融通の利かない機械的な動きしかできなかった。
 ところが「量子コンピューター」 は、ビットを始めから「0」にも「1」にも決めつけないで、どっちだとしても両方同時に計算しておきますよ、ひとつひとつのビットが良いほうを考えて答えを出しますよ、という動きができるとか。
 細胞レベルで倍のはたらき。コンピューター全体でいえば、性能は倍どころか2乗何乗にもなる大躍進です。

 ただし今の技術では、まだ「超すごい計算機」くらいの仕事しかできないらしい。ぼくの頭もむずかしすぎてもう限界、ヨミさまに改造してほしいです。(上に間違いあったら教えてね。)
 とにかくがんばれ、量子コンピューター! フレー、フレー、ヨミさま!


『バビル2世』フレーフレー、バビル
名場面・五十嵐局長と伊賀野さんの「フレー、フレー、バビル!」

 
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【東京ずまい】 2018.10.23 (Tue)

東京ごはん

秋の味覚「ンマーイ」


ザギンでシーメーを食べました。ゴイスーのまいうーでした。

お店の人から「今朝、豊洲で・・・」という話が出たので市場移転について聞いたら、

やっぱり築地から豊洲は遠くなって大変なんだそうです。

バカ舌に違いは分からないので、ただヘラヘラ笑っときました。




築地本願寺 (5)古写真
(築地本願寺/幕末古写真ジェネレーター

 「産地直送」など食のネットワークは多岐に広がって、中央卸市場の重要度が薄れたいま、「ブランド」なんてもとより信じないタチなので、渋滞や排ガスが良くなればそれでいいです。汐留みたいに、湾岸地区にでかいビルが建って海風をさえぎる「ヒートアイランド」だけはかんべん。
 うなぎやさんまといった大衆魚が、ふつうに獲れる地球に戻ってほしいです。



築地市場 (1)モノクロ
(いつかの築地)

 
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【日本映画】 2018.10.17 (Wed)

『お茶漬けの味('52日)』 はお口に合いまして?

小津安二郎『お茶漬けの味』

 BSで黒澤明小津安二郎の映画を特集していました。小津の何本かは観たことがなかったので、保存用に録画しました。
 その一本、中年夫婦の倦怠期を描く 『お茶漬けの味』。1952年。田舎育ちで無口な夫(佐分利信)と、お嬢様として育った勝気な妻(木暮実千代)のお話。


 最初の1時間は、キャラクターが退屈でたまらなかった。
 温泉宿での「女子会」の、男の筆が見えるリアリティのなさ。古い日本の女の家庭観・男女観に付き合わされるのはつらい。彼女たちがそれ以上に古い日本の男にうんざりしているように。新憲法からまだ5年、戦前を引きずる社会の幼稚さ未熟さが垣間見える。
 小津が造形する若者像も相変わらずつまらない。お見合いをすっぽかした姪(津島恵子)が叔父の家に逃げてくるって、まぁご都合よろしいこと。彼女に自分の世界はないのかしら。お友達いないのかしら。

 後半ようやく、積もり積もった妻の不満が爆発してお話が動き出す。
 「鈍感さん」とあだ名された夫は自分の野暮無粋を詫び、「君は君のままでいい」と歩み寄る。ところが今度は妻の方が話し合いを拒否、ボタンの掛け違いが重なっていく。
 そこで派手な仕掛けを用意するでなく、時間の経過と人間の良識を信じて「雪解け」していくのが小津らしい自然な味つけ。(考えこむ妻のカットに頼りすぎではあるが。)


 お手伝いさん(感情がない役なのに重要に映る小園蓉子に家事いっさいを任せている、生活のリアルに追われる必要のないエリート家庭の物語。だからこそラスト、なんてことない「お茶漬けの味」が格別なものになるのだろう。
 ツンの後のデレが小津にしてはくどすぎたのと、「男は中身だ」と説教くさい結び。ようやく小津が分かる歳になったのに、またガクンときた。口直しには何がいいだろうか。


『お茶漬けの味 (1952松竹)』

監督/小津安二郎
脚本/小津安二郎、野田高梧
撮影/厚田雄春 (前後へのドリー<移動>撮影が新鮮な情感!)
音楽/斎藤一郎

主演/佐分利信、木暮実千代、津島恵子、鶴田浩二、淡島千景
(こういう勝気な女性をやらせたら、木暮姐さんの右に出るものなし。もっとも脇の淡島姐さん共々、まだ力をセーブした変身前のフリーザ様って感じ。こんなものではありませんよ。)


 
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【欧州&世界映画】 2018.10.11 (Thu)

脱獄するなら…ベッケルの『 穴 ('60仏)』

ジャック・ベッケル『 穴 』

ジャック・ベッケル監督の遺作となった映画 『穴』。1960年フランス。

刑務所からの脱獄を企てる囚人一味の、世にもあざやかな“プロ”の計画。


大予算のアメリカ映画とはひと味違う、フランス映画らしい硬派なつくり。

音楽はなく、ただ無感情に機械的に掘られていく穴、穴、穴・・・。


たとえばヒッチコックなら、穴を掘る囚人と近づく看守を交互に見せて、スリルを盛り上げるだろう。

しかし本作のカメラは狭苦しい監房に寄り添い、穴を掘る手元を写すだけ。

周りの状況が見えない、判らないからいつ破たん<カタストロフィー>が来るやも知れず、ハラハラ!

一方で、画面の横から伸びてくる手が土をかき出し、次の道具を受け渡す――

――そのチームプレイ、手際の良さときたら!

その職人仕事に感心すらしました。 あんたがた、じゅうぶんシャバで食ってけるでしょうよ。


鏡の破片と歯ブラシで“潜望鏡”を作ったり、土質や刑務所内部など描写は詳細にわたる。

砂時計も手作り。見てきたかのような名アイディアの数々。

それもそのはず、計画を主導するリーダー格の男は、この事件のモデルとなったご本人・・・

・・・って実話だったのかよ! しかも本人出演って!


堅いセメントをほんとに打ち壊していく轟音と息遣いが、これもまた「人間の営み」であることを

かろうじて思い出させてくれる。かろうじて。

ハリウッドの痛快娯楽 『大脱走』 にはない、この突き放したつめたさがいい。


ふたつの大戦や旧植民地諸国との独立戦争で疲弊・閉塞しきった、戦後フランスの「あきらめ」や

蟷螂(とうろう)の斧に似たむなしい「あがき」が突き刺さる、脱獄ものの傑作です。

牢獄から逃げおおせたところで、この世界のどこに自由があるのだろう?
 
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08:00  |  欧州&世界映画  |  コメント(0)  |  EDIT  |  上へ↑

【きょうのごあいさつ】 2018.10.03 (Wed)

十月の蚊

043(20).jpg


10月だというのに、公園に行ったらいまだに蚊に刺されます。

下水溝がそこらにあり、温暖化がすすむ都会暮らしの忌むべき宿命。


さまざまな病気を媒介し、「人類の命を奪う生物」 堂々第1位の蚊。(ちなみに2位は同じ人類。)

絶滅させたらノーベル医学賞と平和賞、ダブルであげてもいいと言われるほどの人類の悲願です。

花の受粉や食物連鎖では役に立っているという意見もありますが、こちとらもう知ったこっちゃねえ。

「不妊」の遺伝子操作をした蚊を放つというプロジェクトも、その安全性も含めて注目しています。

たとえ悪魔と結ぼうとも・・・。(ドォォン)


それから、1年ぶりくらいに献血に行きました。

あいかわらずバカみたいに健康でした。

 
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