【 このスポーツ!】 2018.07.14 (Sat)
サッカーW杯'18、いよいよ決勝!

「天才ゴールキーパー 若林源三」
サッカーのFIFAワールドカップ2018ロシア大会、もうすぐ決勝です。
4年ぶりに観るサッカー、いちど見だしたら意外とハマりました。
歴史ある強豪国より、無名の新興チームが大健闘。アイスランド、モロッコ、パナマ・・・そっちのほうがおもしろいサッカーをするじゃん! パッと見ておもしろいほうを応援したので、純粋にサッカーそのものを楽しめました。
ただ、選手はチンピラみたいな入れ墨者ばかりになったし、次のサッカーはまた4年後かな。

今回からビデオ判定システムが始まったけど、まだ試行錯誤の混乱中のようだ。
従来どおりビデオに頼らない、毅然とした「オレがルールブックだ」審判のほうに好感。ビクビクして判定を覆したり、何でもPKにするような審判はダメだ。「審判」の意義が揺らいだこの大切な舞台で、わざわざ自分自身を全否定するようなもの。まぁそうやって試行錯誤しながら、最新技術との折り合いをつけていくのでしょう。ビデオ導入じたいには賛成です。
ついでに時計システムも厳密にして、こざかしい時間稼ぎや小芝居の芽もバッサリ摘んでほしい。

日本ほかアジア勢は、やってるサッカー自体がおもしろくなかった。
日本はずいぶんセコい手で決勝トーナメントに上がってきたそうだが(ぼくは裏のライバル国対戦を観ていた)、このレベルのそんなサッカーなど見たかない。見なくて正解。
反対に、アフリカや中南米などの“個の華”たちは、勢いに乗ったら強いのだろうが、戦術の中で守りきる我慢強さや賢さに欠けた。どっちもどっちだ。

堅守速攻を愚直に貫いたスウェーデンなど、「中堅どころ」サッカーがこれまでになく美しく映ったのは、今大会は「上の方」と「下の方」がイマイチだったせいか。
ドイツ、アルゼンチン、スペイン、ブラジル(+イタリア)・・・不甲斐なかった優勝候補勢をしりぞけて決勝を戦うのは、フランスとクロアチアの伏兵どうし。フランスの新星エムバペの置いてけぼり猛スピードにはド肝を抜かれたし、クロアチアも安定した強さを維持して風格すら漂わせている。いい対決だと思う。このあと楽しみにしています。
- 関連記事
-
- サッカーW杯'18、いよいよ決勝!
- カープ優勝おめでとう!!
- ≪このスポーツ!≫書庫もくじ
| このページの上へ↑ |