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【エンタメ&テレビ】 2017.10.27 (Fri)

げぇっ!「横山三国志展」だと!?それは孔明の罠だ。


横山三国志展

 ある日、仕事という戦場で戦い終えて中野ブロードウェイ内を敗走していた時のこと・・・

  ジャーン ジャーン ジャーン!

 突然の銅鑼の音とともに、「甘寧、一番乗り!」 の顔ハメ看板が目に飛び込んできました。 (※ドラの音は脳内効果音。甘寧の顔ハメ看板はほんとにあった。)

 巨匠・横山光輝先生の大作マンガ 『三国志』。そして横山作品といえば定番の叫び声「げぇっ」 とうなり声「むむむ」 。そればっかりを集めた展覧会が開かれているというのです。
 好きだねえ。 鶏肋・・・いや、我が子房を得たり。


 「げぇっ」 は上のポスターにも使われた乱世の奸雄・曹操を筆頭に、有名無名のあの人この人が計20余回。『三国志』 最後最大の勝ち組・司馬懿も、かの「死せる孔明、生ける仲達を走らす」のエピソードで「げーっ、孔明!」 と叫んでいました。
 ついでに言うなら、同じ横山作の二枚目主人公バビル2世「げぇっ」 と叫んでた記憶があります。イメージとかお行儀とか言ってられないほど驚いたんだからしょうがないです。

 横山先生の擬音や感嘆詞は、こうして見ると笑っちゃうけどそれだけ庶民的で親しみやすいということ。手塚治虫の毒も含んだインテリジェンスや藤子不二雄の永遠の子供向けファンタジーとは違う、大衆娯楽作家の 「平均点の美学」 の一端と言えるでしょうか。
 それは原作の小説版 『三国志』 を執筆した吉川英治も同じ。『三国志』 はふたりの偉大な大衆作家にとって、出会うべくして出会った作品でした。


 中野ブロードウェイ内の 「墓場の画廊」 にて、'17年10月いっぱいまで開催。小規模だけど入場無料。名(珍)ゼリフ・場面をあしらったグッズも豊富でおもしろかった。

 会場ではほか、数少ない女性登場人物ももらさずピックアップ。ちなみにぼくの 「横山光輝あるある」 は 「横山先生は女性のおっぱいを描くのが苦手」 です。顔は美人なのになぜかおっぱいは 「 くく 」 ←こんな形。 「(魔法使い)サリーちゃん足」 と呼ばれたまっすぐずん胴の脚のように、わざと意識して女性の性的な要素を排除したのでしょうか? 夜遊びは好きで女性にもモテたという横山先生ですが、単に照れくさかったのかな?

 あと参考として、原寅彦・著 『待てあわてるなこれは孔明の罠だ/横山光輝三国志名言名場面200選』 も笑えた。ネタとして楽しむ 『横山三国志』 の格好の手引きとなるでしょう。

 
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