【北斗さんちの拳】 2012.12.23 (Sun)

北斗さんちの拳⑧

サンタさん(70)


「サンタさんってね、トナカイじゃなくて、おおきなお馬にのってたんだよ。
 ほんとだよ、ぼく見たんだ!」



『北斗の拳』
 
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【ヒッチコック全作品】 2012.12.19 (Wed)

『ジュノーと孔雀 (1930英)』

(ヒッチコック全作品) 
11.ジュノーと孔雀

 

 ≪感想≫
 舞台劇にそのままカメラを向けただけ。延々ワン・シーンのセリフ劇は、まるまる飛ばせばよかったくらい苦痛だった。 数少ない場面転換時に、機関銃の音をかぶせる演出は印象的だったが、もう少し場面を広げてくださいよ、ヒッチさん。

 ただ後半部には、現代でも定番として多用される 「音の演出」 が2か所。目(耳)に止まった。
 ①裏切り者の息子に追っ手がせまるシーン。罪悪感と命の危機におびえる表情だけ映し、画面の外から葬列の会話や鎮魂歌の 「声」 を容赦なくぶつけて、死の不安を頂点まであおる演出。
 ②事務所の階段を下りる夫。相続話がつぶれて失意の脳裏に、無邪気にはしゃいでいた頃の会話が再現されるみじめな演出。

 ・・・前後作品から察するに、これらはおそらくヒッチその人の発明だろう。今では当たり前の演出法でも、当時1930年、トーキー2作目でやってのけた功はすごい。



 A・ヒッチコック監督第11作 『ジュノーと孔雀 (1930英)』

 出演/サラ・オールグッド (ジュノー)
      エドワード・チャップマン (その夫ジョン・ボイル。“孔雀”)
      ジョン・ローリー (息子ジョニー)
      キャスリーン・オレガン (娘メアリー)

 ≪あらすじ≫
 アイルランド独立戦争に揺れるダブリン。しっかり者の女房ジュノーと、“船長”を気取るぐうたら亭主ボイル。この夫婦に遺産相続の話が舞い込んでくるが、それがもとで、彼らは次々と不幸に見舞われることに・・・。

 ≪解説≫
 当時リアルタイムのアイルランド独立紛争を背景にした、波乱の家庭ドラマ。 アイルランド気質を丁寧に描くと同時に、神をなじるような幕切れはカトリックおよびアイルランドの自己批判とも取れ、イギリスやプロテスタント勢力との紛争下にあっては劇的なものだったのだろう。(ちなみにヒッチもカトリックのアイルランド系イギリス人。)

 タイトルは、結婚生活に難儀したかのローマ女神とその飼われ鳥から。
 原作はイギリスでは知られた舞台劇だが、もともと映画的ではないうえ自己流にアレンジしづらい有名作品の映画化に、ヒッチは四苦八苦。 公開当時は高い評価を得たが、この原作戯曲と俊英ヒッチの名前先行で、あまり実質を伴ったものではなかったという。
 脚色はヒッチ夫妻。

 ≪ヒッチはここだ!≫
 ?



 『JUNO AND THE PAYCOCK』

 監督・脚本/アルフレッド・ヒッチコック
     脚本/アルマ・レヴィル
     原作/ショーン・オケイシー
     撮影/ジャック・コックス
     製作/ジョン・マックスウェル

 ブリティッシュ・インターナショナル・ピクチャーズ社 95分
 
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【東京ずまい】 2012.12.14 (Fri)

秋の終わり

東京駅・紅葉(2)20


東京の秋、今年はなんだか寒かったです。

とにかく寒いのが苦手なぼくには、もうそれだけで亡命ものでした。

これから冬が始まるのかと思うと、もううんざりです。


写真はリニューアルされた東京駅。

その権威主義が鼻について、とくに寄りたいとは思わない。


たきつけるような木枯らしより速く走れば、その風に当たることはないのだけれど。

秋の通過はゆっくりと、各駅停車でお願いします。

 
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【ヒッチコック全作品】 2012.12.08 (Sat)

『殺人!(1930英)』

(ヒッチコック全作品) 
12.殺人!

 ≪感想≫
 お話そのものより、映像やトーキー技法など技術的な部分を追うだけで楽しめた。

 冒頭の大騒動だけでも、当時最先端をゆくトーキー技法のオンパレード。
 ・・・夜のしじまをつく女の悲鳴。「ガンガン」「ワンワン」 の騒音と喧騒 (こういう画面外の音の使い方が上手い!)。 ところが死体が発見された瞬間、いっさいの音が消え去り無音に・・・。
 自身の 『恐喝<ゆすり>』 からわずか1年、 にぎやかであれさえばいいとすら思われていたトーキー黎明期において、声の距離感や沈黙の価値に気付いていたヒッチの卓見が光る。

 映像も、影の使い方が不気味だけどかっこよくて、やっぱりサスペンス・スリラーを撮ってるヒッチからは才能がほとばしっている。



 A・ヒッチコック監督第12作 『殺人!』 (1930英)

 出演/ハーバート・マーシャル (サー・ジョン)
     ノラ・ベアリング (ダイアナ)
     フィリス・コンスダム (マーカム)

 ≪あらすじ≫
 女優のダイアナが役者仲間を殺した罪で死刑判決を受ける。陪審員のひとり俳優のジョン卿は、有罪票に投じながらも判決に疑問を抱き、独力で真犯人を捜し始める。

 ≪解説≫
 ヒッチ作品では意外とめずらしい犯人当てミステリー。

 しかしむしろ注目すべきは、湯水のごとくあふれ出るトーキー演出のアイディア。
 たとえば朝のひげ剃りのシーン。今日ではおなじみの、役者が口を動かさず、別録りの音声を重ねて内心を語るという 「モノローグ(独白)」 の手法は世界初。 またラジオの音楽で心理描写を補うのも実験的。そして驚きは、ノックの音が鳴った瞬間、BGMがプツリと切れて「我に返る」表現。これも今では定番となった演出ではないか。ダビング技術などない時代、セリフの録音テープと生の楽団を脇に置いて同時撮影・録音したそうだ。

 その一方、ヒッチ夫妻で担当した脚本の仕上がりが遅れ、セリフやストーリーはチグハグなものに。 ドイツ人役者によるドイツ語トーキー版(『Mary』)も並行して作っており、現場はとにかく大変だったらしい。

 ≪ヒッチはここだ!≫
 60分ごろ、現場宅から出てきたジョン卿らの前を女性と横切る。



  『MURDER!』

 監督/アルフレッド・ヒッチコック
 脚本/アルマ・レヴィル (ヒッチ夫人)
 原作/クレメンス・デーン、ヘレン・シンプソン
 撮影/ジャック・コックス
 製作/ジョン・マックスウェル

 ブリティッシュ・インターナショナル・ピクチャー社 92分

 
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【北斗さんちの拳】 2012.12.03 (Mon)

北斗さんちの拳⑦

ラオウにいに(70)


「“ラオウにいに”・・・いってごらん、“にいに”」
「ひでぶひでぶ!」

「わるいまんがのえいきょうかなぁ・・・」
「うわらば!」


  
『北斗の拳』
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