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【  NBA】 2012.04.28 (Sat)

NBAプレイオフ2012、西!

NBA・んば(30)

 NBA2011-12、労使紛争のもつれで82⇒66試合に短縮された変則シーズンが終わり、いよいよ今季の優勝を決めるプレイオフ・トーナメントの始まりです。
 東西カンファレンスのそれぞれ上位8チームが出場できるプレイオフ。その計16チームの今季と今後を簡単にまとめてみました。まずはウェスト。(イーストは記事下の「関連記事」からどうぞ。)



 西!
 【西1位:サンアントニオ・スパーズ】 (vs 8位ジャズ)
 最後の最後で不動のサンダーを引きずりおろして、2年連続ウェスト首位。
 昨季同様、高齢&故障の主力を温存し、無名の若手陣のやりくりで勝ちまくるポポヴィッチ采配はさすが。主力が戻らず大失態を演じた昨プレイオフを教訓に、老雄ダンカン&満身創痍ジノビリさえ万全なら、久々の王座も見えてくる。
 弱点は昨季同様、高さ不足。ダンカンがさすがに往時の支配力を失っている上、7フッターがいない。昨プレイオフ、1位が8位に敗れた大失態の原因でもある。


 【西2位:オクラホマ・サンダー】 (vs 7位マヴス)
 最終的にはスパーズに西首位を奪われたが、勝率7割台は120点の御の字。
 3年連続得点王デュラントと切り込み隊長ウェストブルックのコンビは、今季もリーグNo.1の爆発力。ほか6thマン賞最有力候補のJ・ハーデンなどチーム内の役割分担が明確で、「内容が悪くても勝つ」あるいは「負け試合でもそれなりの成果を残す」のが安定した強さの秘密だ。
 ただ、プレイオフはまだ未知数の若いチーム。この修羅場では経験がモノをいうが、研究し尽くされて両エースが封じられても冷静でいられるか。途中加入の兄貴分D・フィッシャーの経験値にも期待したい。


 【西3位:ロサンジェルス・レイカーズ】 (vs 6位ナゲッツ)
 後半戦、衰えが目立つ兄貴分フィッシャーを苦渋の放出。しかし無名の新PGセッションズが、くすぶっていたチームを目覚めさせる良いカンフル剤に。
 ただしリストラ過渡期の選手層は薄く、無理が目立つ。バイナムが堂々主軸に成長したのは立派だが、大エースのコービーともども酷使されすぎ。肝心のプレイオフでガス欠にならないか? チームの過渡期を言い訳にしない負けん気こそ、コービーの怖ろしさではあるのだが。(・・・コービーは最終盤に休養をもらえたが、愚かな元・アーテストが危険プレーで1回戦まるまる出場停止。)
 上位シードなのに敵地で負け越し。


 【西4位:メンフィス・グリズリーズ】 (vs 5位クリッパーズ)
 昨季1位シードのスパーズを倒した力は本物だった。重厚な守備力を背景に、プレイオフ下位組の混戦から1歩抜け出す勝率6割台。ついに最終戦で4位シードにまで昇りつめた。
 R・ゲイ、ガソール弟ら先発組はもちろん、6人が2ケタ得点。ケガ明けのランドルフが控えに回る層の厚さ。
 下り坂ぎみのクリッパーズを退けたら、おそらく次は因縁のスパーズ。まだまだケツは青いが、勢いでファイナル進出だってあるかも??


 【西5位:ロサンジェルス・クリッパーズ】 (vs 4位グリズリーズ)
 新加入C・ポールと昨季の新人王B・グリフィンの牽引で大躍進、今季最大の台風の目に。同じく新加入ビラップスのアキレス腱断裂が痛かったが、層の厚さは見違えるよう (…ビラップスも含めて7人が2ケタ得点)。
 守り続けてきた上位シードを最終戦で逃したが、これは相手方グリズリーズの好調を褒めるべきか。ポールが4月MVPと好材料もあり、下り坂の予兆だとは思いたくない。そのポールと言えば、かつて弱小ホーネッツをプレイオフで大暴れさせた記憶がいまだ鮮烈。 あの悪魔のような勝負強さでまさかの・・・に望みを託したい。


 【西6位:デンバー・ナゲッツ】 (vs 3位レイカーズ)
 昨季、不満分子のアイドル選手カーメロを見限ったのは英断だったが、オフにはせっかく得た主力の何人かに逃げられたのが誤算だった。 それでもケガ持ちの高給取りネネを放出するなど苦心を重ね、D・ガリナリ、T・ローソン、A・アフラロらお家芸の攻撃力(得点はリーグ1位)で、ウェストの激戦を乗りきった。
 本来ならもっと上を狙えただけに残念だが、名門レイカーズを倒して名を上げてほしい。指揮官の力ならG・カール監督が一枚も二枚も上。


 【西7位:ダラス・マーベリックス】 (vs 2位サンダー)
 旬の過ぎた 「昔のスター」 が並ぶが特に驚きはなく、大崩れはしないが目立ちもしない。年間を通じて中間位あたりをウロウロ。 「燃え尽き」 だろうか、主砲ノヴィツキーは平凡だし現役最高齢38歳キッドの衰えが目立つ。
 昨季優勝を果たしたことで、他チームのマークは今後さらに厳しくなるだろう。若い新興チームの台頭も著しい。もう漁夫の利はない。


 【西8位:ユタ・ジャズ】 (vs 1位スパーズ)
 昨季、J・スローン監督と司令塔デロン・ウィリアムズの両輪を一度に失ったが、A・ジェファーソンら肉弾派インサイド陣や司令塔D・ハリスが、地道に我慢の 「全員バスケ」。 最後の最後でサンズやロケッツなどを振り切り、勝率5割超が争った高レベルのウェスト最終枠に滑りこむ。
 こういうつましいチームを是非とも応援したいが、首位スパーズとの地力・実績の差は歴然。まず番狂わせはないだろう。


本命/スパーズ (老いたりとも実績はピカイチ)
対抗/サンダー (プレイオフは未知数)グリズリーズ (組合せの妙でまさかの・・・も??)
大穴/レイカーズクリッパーズ (望み薄だが、それぞれコービーとC・ポールだけは怖い)


 
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