【エンタメ&テレビ】 2010.08.27 (Fri)
徹子 plays 徹子
昼休みに 『徹子の部屋』 を見ました。
ゲストはモノマネの原口あきまささん。
すると徹子さん、わたしもモノマネできるのよ、とやったネタが
「こんばんわ、黒柳徹子です」
・・・って本人や!
ごていねいに、片方の鼻をつまんで鼻声にする芸の細かさ。
「鼻つままないで下さいよっ!」 と原口にツッコまれた徹子さん、「そお?」 と右手をおろし・・・・・
左手で鼻をつまんで
「こんばんわ、黒柳徹子です」
右も左も一緒じゃ!
でも徹子さんには右と左で違いがあるらしい。
恐るべし徹子。 深遠なる徹子の迷宮は果てしなく続く・・・。
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【欧州&世界映画】 2010.08.21 (Sat)
ジャッキーの強敵ベスト5!

歴史的大傑作のクライマックスに立ちはだかる海賊の親分。
そり上げた頭と筋骨隆々の上半身が異様な威圧感。 青竜刀をぶん回し、どんな攻撃もぶ厚い胸板がはね返す。 主役3人+1の4人がかりでも倒せない! (ドラクエのエスタークか!)
最後は、じゅうたんにくるまれて手りゅう弾で爆殺されるというとんでもない決着も、当時の少年たちのド肝を抜きました。
ラストボスとしての風格と存在感は、文句なくジャッキー作品ナンバーワンです。
不死身度★★★
ラスボス度★★★

チャイナ服にヒゲとおかっぱ頭・・・、アヤしい中国拳法家のイメージといったら彼! 日本のマンガやらコントやらでどれだけネタにされたことか! 演じたウォン・チェンリーさんはテコンドーの使い手だそうで、まちがいなく強いんでしょうが・・・。(『蛇拳』ではちゃんと白髪鬼の悪役)
ジャッキーの≪酔拳≫はさんざん流行りましたが、速すぎて影も写らない(だっけ?)という彼の≪無影拳≫もオマケで流行りました。
ぼくはめちゃくちゃジャッキーのファンというわけではなかったので、「めちゃくちゃファン」 な友達に付き合わされては、この悪役ばかりやらされたものです。 口で 「ブンブンブンッ!」 と風切りながら、手首を振り回すのがコツ。 だから肝心の≪酔拳≫はというと、あんまり上手くマネできません。
・・・本当言うとぼくの中では第1位。 いろんなカタチで思い出に刻まれている名悪役です。
子供ウケ度★★★
でも憧れはしない度★★★

アクションに重みをもたらす、本職の格闘家の起用・・・、ブルース・リーにチャック・ノリスがいたように、ジャッキーにはユキーデがいる!
当時現役の空手ボクサー。 『スパルタンX』 での一騎討ちは、試合のようにシリアスで本格的。 ジャッキー自身もベストバウトに挙げているんだそうです。(裏返せば、ジャッキーの格闘家としての実力を垣間見た。) 『サイクロンZ』 でジャッキーと再戦。
既製のスーツは絶対入らないであろう、ガッチリ太っとい手足。スペインと米インディアンの血を引いているという、どこかエキゾチックな顔立ち。 ほとんどセリフがなく無表情な用心棒役で、子供心に恐かった。
ぼくにとっての 「2大殺し屋」 といえば、筋肉男ヤン・スエと彼です。
鋼鉄度★★★
実戦度★★★

ムエタイ出身だそうで、足技の華麗さは天下一品。 片足立ちのまま連続でキックをくりだすバランス感覚に吃驚仰天! あわやジャッキーを食いかけるほどカッコよかった。
悪役としても銀ぶちメガネに高級スーツ、侵略者イギリスと組んで私腹を肥やすエリート役人ぶりがじつに憎ったらしい。吹き替え・大塚芳忠さんのガラガラヘビ声もぴったりでした。
・・・ちなみにラスト、ジャッキーがこの悪党を倒したところで映画は唐突に終わりますが、オリジナル香港版では、主人公は工業用アルコールを飲んだせいで頭がおかしくなってチャンチャン、という後日譚がつけられていました。 が、日本ほか外国ではよろしくないということでバッサリとカット、あんな不自然な 「終劇」 になったのだそうです。
華麗度★★★
悪党度★★★

ジャッキー・スタントチーム≪成家班≫の人で、技の切れ味は歴代ジャッキー映画でも1、2。 驚異の 「空中三段蹴り」 は、もしかしてこの作品一番の見せ場かも?? (本人いわくワイヤーで吊っていたらしい。でもすごい。)
ろうあ者の役なので 「アパアパ」 としか話せない、というのも個性になっていて良かった。
・・・が、作品自体に「これっ」という突き抜けたものがなく、彼にも悪役としてのスケール感が与えられなかったのがとても残念。 見た目、昔の 「いいとも青年隊」 みたいだし。
ひとつひとつのアクションは脂が乗りまくりキレまくりなのに、ほんと惜しい作品。
キレキレ度★★★
メガネくん度★★★
・・・写真はあちこちから集めました。勝手に載せるけど、ご本人さん許してね。
なお、ジャッキー初期の隠れた名作 『ヤングマスター 師弟出馬』 の悪党キム(黄仁植 ウォン・インシク)もめっぽう強いと評判だったのですが、あれだけやられて生きてるジャッキーのほうがすごかったので、ぼくは次点にしました。
・・・あと忘れてた! 『ラッシュ・アワー2』 のチャン・ツィイーちゃん! 『初恋のきた道』 みたいなぶりっ子より、これや 『グリーン・ディスティニー('00、アン・リー監督)』 のようなツンデレ殺し屋のほうが絶対いいです! 忘れてた~。
ジャッキーもすでに50代半ば。 さすがに命がけのアクションはしんどいでしょうから無理は言いません。 ただ、いい脚本といい悪役を得て、円熟の新境地を切り拓いていってほしいです。
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【なつやすみにっき】 2010.08.17 (Tue)
なつやすみにっき ⑰
【エンタメ&テレビ】 2010.08.12 (Thu)
四畳半の 『銀河鉄道999』

NHK-BSで、名作アニメ 『銀河鉄道999』 の特集&再放送をやっています。
今まで取り立てて 「好き」 ってわけじゃなかったけど、見だしたらこれがなかなか面白い。
【声優】
とくに車掌役の肝付兼太さんが、朗々と謳(うた)いあげる次回予告ときたら!
「ムーミン・パパ」 こと高木均さんの本編ナレーションはよく知られているけど、今回はこの予告編の 「肝付節」 が格別でした。 時には希望高らかに、時には憎しみ哀しみをこめて・・・。主人公・鉄郎のメロメロ目 (あれ正式に何ていうの?) みたいに涙腺ゆるみまくりです。
もちろん、野沢雅子&池田昌子の 「Wマサコ」 コンビも今さら言うことなし。何度も言ってるけど、彼ら名人クラスは人間国宝に指定して国レベルで保護してほしい。
【音楽】
そしてささきいさおさんが歌う 「♪汽車は闇を抜けて・・・」 の主題歌!
平尾昌晃さん作曲の哀愁ただよう黄金の歌謡メロディ。そしてそして音楽監督・青木望さんによるオーケストラ編曲は、アニメソング史上最高!の完成度。 「走り続ける旅列車」「少年の高揚感」 「広大な宇宙ロマン」 といった作品テーマを、職人技で見事に表現し尽くしている。この青木さんの仕事、もっと注目されるようになってほしい。
『999』 の主題歌というと映画版ゴダイゴのほうが有名だが、原作どおり 「人生の哀歓」 をうたうなら、ぜったいTV主題歌だ。(・・・でもゴダイゴ版 「journey to the star~♪」 も歴史的 “ネ申” 曲だから、ほんと困っちゃうところ。)
【原作エピソード】
前に読んだ原作マンガの中で、一番好きなエピソードは 『これからの星』 と題されたお話。
・・・うす汚れた貧しい星に降りた鉄郎とメーテルは、命より大事な銀河鉄道の
定期券をなくしてしまう。
このパスカードさえあれば、何不自由ない新世界が約束される!
鉄郎がこの星の人々の犯行を疑う中、しかし彼らはわざわざパスを探し出して
届けてくれたではないか。 彼らは言う、「未来を信じて働けば、欲しいものは
きっと手に入る。だから人のものをうらやましがることなどない」・・・
貧しくとも希望にあふれ、心正しく生きる人たち。 ツギハギの街並みとシミだらけの四畳半は、まさに復興期の日本そのもの・・・。 『これからの星』 というタイトルの、なんとたくましくすがすがしい響きか!
・・・と同時に、名エピソード 『トレーダー分岐点』 のような、貧しく働きつめた末の報われない現実。しょぼくれた女が見せた昔の写真の、人生の残酷・・・。
【四畳半のSF】
松本零士先生の九州男児的な人生訓・男女観は、時に身勝手で押しつけがましいことがあって、「マニア・オタク向け」 なイメージでした。 (オタクといえば、オタク世代向けに美男子になった≪劇場版≫鉄郎なんか生理的にイヤ。)
でも、絵のタッチも世界観もワン・アンド・オンリー、比ぶものなき松本ワールド。 そこで描かれる 「四畳半の宇宙」 は、懐かしさと共に じん と心にしみてたまりません。
半熟玉子を浮かべたラーメンライスも、マンガ史を代表する大ごちそう。 「人類の口の永遠の友 (鉄郎)」、です。
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【京都・奈良&和ふう】 2010.08.08 (Sun)
書で涼をとる
知りあいの書家の個展によばれてきました。
釜の湯をかき混ぜたような暑さの下、
白と黒のシンプルな造形は凛として涼やか。
力強く染み入る墨の濃さは、水に打たれる奇岩のようであり、
なめらかに跳ねる筆のあとは、川魚の軌跡のようでもあり。
字のきれいな人は、うらやましいなあ・・・。
いにしえの、蘇軾の詩でもしたためれば楽しかろうに、
わが書の腕は小4がピーク。
後にも先にも 「佳作」 止まり。
やんぬるかな、このポンコツ弘法大師。
【きょうのごあいさつ】 2010.08.02 (Mon)
麦茶パック捨てられない男
小袋を机の上に山盛りあつめてみました。
ちょっとした密売人みたいです。 ヤバイです。
一応は・・・
1、脱臭剤として冷蔵庫に入れたり、レンジでチン。
2、くん製のチップ代わりとして。
3、台所のシンクや油汚れを磨く。
4、最後は植木の肥料に。
・・・程度はやっているのですが、それでもさばききれません。
FBI に踏みこまれたらどうしよう。
湿気取りとして押入れの奥に・・・って、余計にあやしいじゃん!
というわけでこの夏休み、海外に高飛びしてきます。
おみやげはお茶受けのお菓子でも。
さらばじゃ。
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