【日本映画】 2008.07.28 (Mon)

天空の城ラピュタ、みました。

 
宮崎駿監督 『天空の城ラピュタ ('86)』 をはじめて観ました。

『ルパン3世・カリオストロの城』 や 『風の谷のナウシカ』 など、

宮崎監督初期の名作の中では地味なイメージでしたが、一番よかった。


高所恐怖症をすっかり忘れさせる、どこまでも爽快な大空の大冒険。

宮崎メカの真骨頂たるロボット兵の動と静。

久石譲さんのツボを押さえた劇伴音楽。 「♪あの地平線~」 の主題歌も泣かせます。


なにより、少年主人公パズーの一途な勇気、元気、正義、愛がいい。

今ではこういう勧善懲悪のヒーローは 「現実的じゃない」 と敬遠されんだろうなあ。

でも作り手も受け手も、時代のせいにしてウジウジと内にこもらず、広い冒険の世界に挑んでほしい。


ちなみに、「パズー(pursue)」 とは英語で 「追求する」 という意味。

ディズニー 『アラジン』 の名曲 『ホール・ニュー・ワールド』 の歌詞にも出てくる珍しい単語なので、

印象に残りました。 知ってて名づけたのかは分かりませんが、そうなのかな・・・と思って。
 
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【ごあいさつ'06-'08】 2008.07.21 (Mon)

熱血!テニス道

 
2年前、友人に誘われるままテニスを始めました。

以来1~2ヶ月に1回程度ですが、思いきり打ちこむスマッシュは、ストレス発散にもってこい。


天気のいいこの季節は、日焼けも兼ねています。

顔だけ健康的に焼ければいいので、しっかりクリームを塗り、頭にタオルを巻いていざ出陣。


炎天下のラリーは、けっこうきつい。

頭から水をかぶっても、くらくらします。


あぶないぞ、その熱中が熱中症。


そんな無理してテニスする理由はないのですが、北京が、ウィンブルドンが、全米が、

ぼくを呼んでいるような気がするのです。(救急車よんでくれー!)

待ってろビーナス、たおすぞクルム伊達!


はやくよんでくれー!

 
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【 このスポーツ!】 2008.07.18 (Fri)

野茂英雄引退

 
野茂英雄選手が引退を表明しました。

先駆者はえらい。無条件にえらい。


だけど「日本の誇り」という周囲の言い方はきらいです。

誇りたければ日本のプロ野球リーグを 世界の 「誇り」 「あこがれ」 にすべき。

なにより野茂その人が、そういう小さな範疇を超えたところで戦ってきたわけだし。


近鉄時代のオールスター・ゲームで、投手の彼が代打に立ったのを覚えています。

アクシデントによる緊急起用だったため、他球団のヘルメットをかぶって!

ちぐはぐな格好を照れることもなく、例のふてぶてしい仏頂面で突っ立ったままなのがおかしかった。


そしてメジャーへ。

「ノモはすばらしい、グレートだ」・・・日本人を喜ばせるリップサービスなど朝飯前の

大リーガーたちが、しばらくすると三振を食らってバットを叩きつけるようになりました。

一流は一流を本気にさせる・・・。 このとき本当にメジャーに受け入れられたんだな、と実感しました。


いまだ闘争心を残している彼に 「お疲れさま」 というのは少々ためらいを感じます。

遠くない将来、またどこかで 「トルネード」 の雄姿を見せてほしいものです。

 
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【全世界音楽】 2008.07.16 (Wed)

「原曲はクラシック」ベスト3!

エリック・カルメン『オール・バイ・マイ・セルフ』


 車のラジオからエリック・カルメン 1976年のヒット曲 『オール・バイ・マイセルフ』 が聴こえてきました。サビの部分はテレビCMなどでよく耳にしますが、歌い出しはこんな感じだったんだ。
 大好きなラフマニノフ『ピアノ協奏曲第2番』 が原曲。優美でロマンティック、それでいて切ない旋律は思い入れがあるので、うっとり聞きほれてしまいました。

  元はクラシックのポピュラーソングというと、ホルスト 『木星』 が原曲の平原綾香 『jupiter』 などが有名ですが、古今東西、名曲は数知れず。そこで、思いつくまま「Myベスト3」を選んでみました。
 では発表します。でれれれ・・・



 第3位! エリック・カルメン 『オール・バイ・マイセルフ』 as ラフマニノフ 『ピアノ協奏曲第2番~第2楽章』

 いま聴くと少々オールド・ファッション。でも過去を振り返る歌にはちょうどいい味わい。有名な第1、第3楽章ではなく、甘く切ない ≪第2楽章≫ を選んだところもシブイ。
 有名なサビは、「オバマさん、えぇねんもう (All by myself anymore)」 と聞こえますが、それはさておき・・・

  HMV 『オール・バイ・マイセルフ』 試聴ページへ 
  …こんな歌です。ちょうどラフマニノフ部分(だけ)が聴けます。




 第2位! ジェーン・バーキン 『バビロンの妖精』 as ブラームス 『交響曲第3番~第3楽章』

 プロデュースしたのは、ご存知 「フランスのエロ男爵」 セルジュ・ゲンズブール。
 ブラームスといういかにもドイツ的な重厚感を、甘くリリカルにアレンジ。 浮かんでは消える、うたかたのため息・・・。 さすがです、この(元)夫婦。

  HMV 『バビロンの妖精』 試聴ページへ




 第1位! リベラ 『ロクス・イステ(サンクトゥス)』 as パッヘルベル 『カノン』

 初めて聴いたのはクイズ番組のエンディング曲として。有名な 『パッヘルベルのカノン』 の旋律を巧みに用いた、賛美歌風のメロディ。心洗われる美しい少年合唱。周りは誰も曲名を知らなかったので、パソコンで検索しまくりました。「タイムショック」「エンディング」「少年合唱」「パッヘルベルのカノン」…思いつく限りのキーワードを入れて。見つけたときには言い知れぬ達成感を覚えたものです。「パソコン検索ってすごい」 と感心した、数少ない瞬間でもありました。

  HMV 『サンクトゥス』 試聴ページへ
  一度は耳にしたであろうあの歌です。あな美しや。


 ・・・ほか、バッハ 『G線上のアリア』 や ベートーヴェン 『悲愴ソナタ~第2楽章』、ロドリーゴ 『アランフェス協奏曲~第2楽章』 などがポピュラーでしょうか。
 フィリッパ・ジョルダーノの『清らかな女神』(原曲はベルリーニ『ノルマ』の同名曲) もいい歌ですが、訳あってギャグ扱いされているのが惜しい (歌詞が「イボ痔」と聞こえるので『空耳アワー』で有名になった)。
 
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【京都・奈良&和ふう】 2008.07.13 (Sun)

夏の茶会

知人主催の茶会に行ってまいりました。

これまで暑い夏の席は遠慮していたのですが、呼ばれているうちが花というもの。


風にそよぐ竹林をあしらった掛け軸。

水色の「あん」と透明な葛が涼しげなお茶菓子。

風通しの良い、広く明るい茶室は、思っていた以上に快適でした。

ヒート・アイランド化したうちのマンションなんかよりずっと…。


「暑きころ わろき住居はたへがたきことなり」 とは兼好法師の言。

身にしみた。


帰路、おあつらえ向きの夕立があったようで、少しの間だけ涼しい余韻にひたることができました。

明日また暑ければ、つめたい抹茶でも点ててみるかな。
 
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【 実録!ことわざ辞典】 2008.07.10 (Thu)

朝三暮四 【ちょうさんぼし】

 

 朝三暮四 【ちょうさんぼし】
 目先のうまい話に惑わされて、じつは何の利益も得ていないこと。
 猿を飼っている男が、エサの木の実を 「朝に3つ、暮れに4つ」 与えようとしたら猿たちは怒ったが、「朝に4つ、暮れに3つ」 にしたら猿たちは喜んだことから。『荘子』『列子』より。



 職場の同僚が、タウン誌についていたクーポン券を持ってきました。

 近くのレストランで、「3000円相当のランチが今なら1000円」なのだとか。

 これはお買い得。同僚4人、喜び勇んでわいわい乗り込みました。


 手長エビがまるごと1匹入った地中海風のごった煮。フランスパンは食べ放題。

 小さいながらもヒレ・ステーキまでついていました。


 いやぁ~、得した得した。これで3000円が1000円とは。

 いい気分なので、4人全員のぶんを ドドンとおごってあげました。われながら太っ腹~!


 いやぁ~、浮いたお金で何しようかな~♪

 ・・・あれ?

 
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【  ゴーヤ絵にっき】 2008.07.06 (Sun)

ゴーヤで七夕

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5月のはじめに種をまいて約2ヶ月、今年もゴーヤの花が咲きました。

花粉のついた 「お花」 を摘み取って、お尻にゴーヤの赤ちゃんをつけた 「め花」 に受粉。

うまくいけば2週間後に収穫です。


ベランダの一角に張ったネットは、下半分が早くもジャングル状態です。

手のひら大の葉っぱからは、ゴーヤの苦くさわやかな香り。


この無尽蔵に増殖する葉っぱ、何かに使えんものだろうか。

天ぷらに? 煎じてお茶に? お風呂に入れたら・・・くさそう。

・・・そうだ、願いごとを書いて七夕飾りに。


元 「悪徳ゴーヤ商人」 としては、葉っぱに 「1まんえん」 と書いて偽造小切手にしたところですが、

もはや去年までのぼくとは違います。

今しばらくは、ベランダの 「お花」 と 「め花」 を結ぶ、ゴーヤ天の川の渡し守です。


 ≪メモ≫
 たいていは風や虫が自然受粉してくれるが、心配なら人工授粉を。(暑い昼間は避け、朝の新鮮な花粉を。)

 放っておくと、じゃんじゃんツルが分岐。しかし、余計なツルの先端を摘んで成長を止める 「摘心(てきしん)」 をしないと、栄養が分散してうまく「め花」が咲かない。太く健康的なツル以外は全部プッチンしよう (※ここでいう「ツル」とは「茎」のこと。巻き毛のヒゲではありません)。
 ゴーヤは、親ツルより子ツル・孫ツルのほうが実がなりやすい。

 花粉をつけた雄花はさわやかな香り。雄花ばかり咲くツルもある??


 
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【アメリカ映画】 2008.07.02 (Wed)

『あなただけ今晩は』~それはまた別の話

あなただけ今晩は


 コメディ映画の名匠ビリー・ワイルダー監督(1906-2002)といえば、アカデミー賞を獲った社会派コメディ 『アパートの鍵貸します('60米)』 が有名ですが、ぼくは 『七年目の浮気('55)』 や 『お熱いのがお好き('59)』 のような、ナンセンスなドタバタ喜劇のほうがずっと好みです。

 クソまじめな主人公が、ホレた女をなんとか夜の商売から足を洗わせようと奮闘する 『あなただけ今晩は』 (1963米)もそのひとつ。
 主演はジャック・レモンシャーリー・マクレーン。愛嬌あふれるさすがの名コンビなのですが、むしろ、ピンチの主人公をなにかと助けるカフェのマスター (ルー・ジャコビ) のキャラが最高!

 起死回生の名案をひねり出しては、

  「じつは軍で大佐を・・・」
  「じつはイギリス王室の顧問弁護士で・・・」
  「じつはシュバイツァー博士の下で・・・」

 などとものすごい経歴を明かし、

  「・・・それはまた別の話 (That's another story)」

 と、はぐらかすナゾの !? 紳士。なんとも強引で都合がよすぎるキャラクターですが、そこがギャグっぽくておかしい!


 このマスターの決めゼリフ 「それはまた別の話」 は、三谷幸喜作のTVドラマ 『王様のレストラン』 にも引用されて有名ですね (最終回のラストには三谷さん自身がX卿に扮して特別出演)。 それに舞台劇 『巌流島』 での、武蔵と小次郎のイザコザをまとめる宿屋の主人(小野武彦)が、まさにこのマスター。
 「じつは伊賀で忍びの修行を…」
 三谷さんがいかにワイルダー信者かが分かります。それはさておき・・・

 手持ちのWOWOW録画ビデオ (ソフト版・石田泰子訳) では「余談だが」 と訳されており、字幕では面白さ半減なのが残念 (NHK版・三井章子訳の字幕はよかった)。
 聞けば、愛川欽也 (知る人ぞ知るJ・レモン役の名声優)&小原乃梨子 (のび太・ドロンジョ様) さんの吹き替え版は、名人芸の面白さなのだとか。こういう「声の遺産」は、DVDにも収録すべき! 権利うんぬんより、やる気の問題だと思う。

 
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【『ガラスの仮面』全巻】 2008.07.01 (Tue)

『ガラスの仮面』全巻レビュー

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名作少女マンガ 『ガラスの仮面』 が、今2008年夏 『別冊花とゆめ』 誌で連載再開だとか。

作・美内すずえ。 ひとりの平凡な少女が、「女優」 として開花していくさまを描いた成長物語。

この10年はほとんど休止状態だったそうですが、かれこれ1976年から続く大河長編ロマンです。


よくできた人物設定、骨太のストーリーに王道の演出、読者を別世界へいざなう劇中劇の多彩さ・・・。

数年前に最新42巻が出た時、なんとなく薦められてなんとなく読んだところ、一発でハマってしまいました。

古本屋で42冊ぜんぶ大人買いしました。


そして今回、本棚から引っ張り出してきての再読真っ最中、というわけです。

さすがにオンタイムの少女読者ではないので、「ヒロイン北島マヤと速水真澄はくっつくのか!?」

といった熱い話題はできませんが、美内すずえ先生の職人的演出の巧さを生意気に書いていきます。

更新は不定期、長いしマニアックだし独断と偏見なので、お好きな方だけどうぞ。


・・・それにしても、30年も昔の少女マンガに夢中になるのはなぜだ!?

どうかしてるぞ、おれともあろうものが!


 ⇒Yahoo!ブログ 『ガラスの仮面全巻レビュー』 (外部)

 
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