FC2ブログ

【【未整理】 世界ブラボー日記】 2007.07.04 (Wed)

シチリア・オペラの夜

伊シチリアのオペラ劇団 パレルモ・マッシモ劇場 が来日公演を終えました。

マスカーニ 『カヴァレリア・ルスティカーナ』
レオンカヴァッロ 『道化師』
ヴェルディ 『シチリア島の夕べの祈り』

と、シチリアならではの「黄金カード」3作。


ただ、本来ならすっ飛んで観にいきたかったのですが、今回はやめました。

というのも、従来のシチリア・オペラにない、現代的で洗練された演出が売りだったそうですが、

海の向こうの日本人としては、やはりベタでも土くさい シチリア的雰囲気が見たかったから。

地元でウケたからといって、こちらの好みに合うとは限りませんからね。

あちらの人たちが、いまだに「ニンジャ」「サムライ」を求めるのと一緒です。


その代わりといっては何ですが、自宅でさびしくCDを楽しみました。(名歌手マリオ・デル=モナコ盤)

『カヴァレリア・ルスティカーナ』 の有名な 『間奏曲』、あの美しい旋律にはほんと心が洗われます。

ドロドロ愛憎劇にしたたる血のりを洗い流す、一縷の清らかなせせらぎ。

『必殺仕事人』 の見せ場でかかる、一見無関係な 「おんなのぉ~♪」 演歌みたいなものでしょうか。

…いや違いますが、その優美さは J・S・バッハの 『G線上のアリア』 と双璧です。

 (聴けば「あぁ、この曲!」となるはず。主催TBSの動画でどうぞ⇒TBS・マッシモHPへ


(映画 『ゴッド・ファーザーPARTⅢ』でも印象的な使われ方をしていましたね。ただ原曲ファンとしては、使われ方が安直すぎて、話の先が読めてしまったのが残念。ああいうことがあって、『間奏曲』。やっぱり、でした。)


このマッシモ公演、今ごろになって「観にいけばよかった」と思わなくもありませんが、

いつの日か ぼくの方からシチリアに乗り込んで、「本場」の舞台を堪能してみたいものです。
 
関連記事
23:59  |  【未整理】 世界ブラボー日記  |  TB(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  上へ↑