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【ニュース&カルチャー】 2018.09.07 (Fri)

行かないで、放送大学・・・

東大・安田講堂 (2)
(東京大学・安田講堂)

テレビの放送大学で『歴史からみる中国』という講座番組をやっていたので録画しました。

中国四千年の歴史を、3人の講師が10数回にわたってリレー。2013年の再放送らしい。


最初の講師は華の古代史の激動を、気候変動や農工業の変遷などの視点を交えながら読み解く。

(採れなかった作物が採れる、採れていた作物が採れなくなる、といった気候変動や環境破壊――)

単なる英雄譚に終わらせず興味深かった。

2人目、中世担当の講師はウィキペディアに載ってるレベル。これで金取られるならかなわん。

3人目、近現代担当は「自分はそう思わないが」「必ずしも成功したわけではないが」などと

中途半端な主観が一言多くて嫌味たらしかった。

そのくせ日本やイギリスなど侵略者への舌鋒はずいぶん甘いし。


放送大学はこの9月いっぱいでBS放送だけになるらしい。

ラジオのFM放送は朝の目覚ましがわりにしていたので残念です。

しゃべりの素人がボソボソ棒読みするだけなので、穏やかな目覚ましにはピッタリだったのになあ。


 いま海外の大学を先頭に、“授業”のスタイルが変わりつつあるらしい。

 教師の授業はインターネット動画にして、学生はそれを自宅で見る。学校の教室ではそれに対する宿題や質問、議論などに充てる――。

 「学校の授業は先生が一方的にしゃべるだけの居眠りタイム。家での宿題は適当にこっそり丸写し」という、今までの退屈なお勉強の風景。だったら図式・役割を逆にしたらいいじゃないかという、まさに逆転の発想。
 インターネットの導入は学校・学生にとっていくらか負担増になるかもしれませんが、高い授業料払って居眠りするよりはずっと有意義。
 日本の大学のあちこちでも講義の動画をオープンで無料配信しているので、みなさんも学問の秋にどうぞ。「OCW (オープン・コース・ウェア)」 で検索を。

 放送大学さんの棒読み講義を観ていると、彼らはこの変革の波の先頭に立てるのか、生き残れるのか。余計なお世話ながら気になっているところです。


 
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【ニュース&カルチャー】 2018.05.08 (Tue)

≪ニュース&カルチャー≫書庫もくじ

  ≪ニュース&カルチャー≫書庫もくじ

  秀作ドキュ③『ラーマのつぶやき (NHK)』
  秀作ドキュ② 『マザーズ“特定妊婦”(中京テレビ)』
  秀作ドキュ①『えん罪弁護士 (NHK)』
  日本国憲法施行70年
  聖地メッカのライブストリーム

  「特別養子縁組」を知る
  NHKドキュ『生理用ナプキン製造機を作った男』
  特定秘密保護法案に断固反対します。
  キャパをかじる
  キング牧師 「I have a dream」 50年

  「一票の格差」、選挙無効判決!
  高橋和利さんとジョン・ガードンさん
  世界とたたかう『ザ・イエスメン』!
  ベニシアさん
  チリ鉱山事故、全員生還!

  地球帰還!≪はやぶさ≫
  ベルリンの壁崩壊20年
  真のノーベル物理学賞’09
  あの人に聞く(第3回)
  金大中氏を悼む

  あの人に聞く(第2回)
  オバマ大統領誕生へ
  『首相戦士ガンダム』劇場
  ノーベル物理学賞・南部陽一郎さん
  あの人に聞く(第1回)

  よみがえれ、レブロン・フレックス・シャンプー!
  たたえよ赤塚不二夫!
  巨人・阿久悠さん逝く
  青島幸男さん追悼(追従)作品
  さらば、青島幸男

  ノーベル平和賞ムハマド・ユヌス
  尊敬する人、周恩来
  ムッシュ村上信夫
  久世光彦さん、恐れ入りました

 
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【ニュース&カルチャー】 2018.05.07 (Mon)

秀作ドキュ③『ラーマのつぶやき(NHK)』


テレビジョン(10)

 このところ、社会派の優れたテレビ・ドキュメンタリー番組を観たので、その最後3作目です。


 ETV特集 『ラーマのつぶやき (NHK)』
 週末深夜の骨太ドキュ枠から。

 内戦のシリアから日本に「難民」として逃れてきた一家に密着。16歳の長女ラーマさんの目線で、ようやく得た命の平穏と、異国の地に生きる不安の日々が描かれる。

 明るく屈託のないラーマさん。来日して数年、友達とカラオケで歌い、宿題を教える姿はどこにでもいる女子高生そのものだ。
 しかしその胸中は・・・。自分と家族が抱える問題に押しつぶされそうになりながらも、ひとつひとつ率直に丁寧に語る姿からは、とても聡明な人だと伝わってきた。


 無知無責任に「俺たちの税金で養われている」と浴びせかけるほど、彼らが置かれた環境は甘くない。難民とて生計を立てて自立していかねばならないのはどこも同じ。
 日本語が覚えられない夫に代わって、衣料店で働く自分の収入で一家を支えなければならないお母さんにのしかかる重圧。普段はほがらかなお母さんから唐突にあふれだす涙には心が痛んだ。

 また、「日本人家庭に1泊ステイしたい」というお母さんの提案に、かたくなに反対するお父さん。ラーマさんから、女性の外泊を認めない母国の文化が語られる。このお父さんは決して封建的な専制家長などではない。心を閉ざし、家に引きこもる彼ら難民の深い喪失感・絶望感も、ラーマさんの代弁なくして知りえなかっただろう。異邦人の苦難に何となくは同情できても、個々の環境や価値観の違いにどこまで気づき、寄り添えるか。
 それでも周囲の日本人たちはごく自然体で優しい。料理教室の講師として招かれ、大好評を得た元・5ッ星総料理長のお父さん。少しずつ日本社会に心を開いていく様子にひとまず、ほんのひとまずながらホッとした。


 ラーマさんの 「難民指定されたからといって幸せとは限らない」 という言葉には、受け入れる側の国民としてじくじたる思いがした。

 難民認定されるのが年に1ケタ、ようやく10数人に乗せた程度の「難民鎖国」日本。彼らを受け入れる意欲・能力の貧弱さだけでなく、世界に出たい人を送り出す手続きも煩雑だ。
 せめて世界に難民を生む元凶となったり、この国から逃げたくなるような国づくりの無きよう。

 ・・・本放送からすでに1ヵ月、遅くなってごめんなさい。NHKだからいつかまたやってくれるかな。

 
19:43  |  ニュース&カルチャー  |  コメント(0)  |  EDIT  |  上へ↑

【ニュース&カルチャー】 2018.04.26 (Thu)

秀作ドキュ② 『マザーズ“特定妊婦”(中京テレビ)』

 
テレビジョン(10)


 NNNドキュメント 『マザーズ “特定妊婦” オンナだけが悪いのか。』
 前に記事にしたシリーズの続編に当たるのだろう。中京テレビ(日テレ系)制作。
 幼児を戸籍ごと養父母に移す 「特別養子縁組」。今回は、やむなく子供を手放すことになった実母の側を中心に描く。

 タイトルのとおり、育てられない子供を手放すのは「女だけが悪いのか」。妊娠させておいて「逃げ得」な、男性中心の法と制度。前記事(↓下参照)の 『えん罪弁護士』 ドキュメンタリーもそうだが、力も資金もない弱者側の申し立てや手続きに丸投げされるケアの薄さ、仏つくって魂込めぬ制度の酷薄。
 たしかに、望まぬ妊娠を招いた少女たちの言動は多分に軽率だ。だが案の定、ネットを中心に広がる、冷たくあるいは口汚い世論。個人をののしる前に、社会の不備にこそ目を向け、小さなことから行動してほしい。彼女たちを明るいほうへ導く力になるはずだ。

 ・・・地上波放送(日曜深夜)ぶんは終わって、この週末にかけてBSやCSで再放送されるみたいだけど、民放のがんばってるドキュメンタリー番組、もうちょっといい時間帯で放送してほしいなあ。本作のように1時間枠で。

 (次回の記事は最後3つめ、在日シリア難民一家を描く 『ラーマのつぶやき(NHK)』 について。)

 
20:38  |  ニュース&カルチャー  |  コメント(0)  |  EDIT  |  上へ↑

【ニュース&カルチャー】 2018.04.21 (Sat)

秀作ドキュ 『えん罪弁護士 (NHK)』

テレビジョン(10)

 このところ、社会派の優れたテレビ・ドキュメンタリー番組を観たのでいくつか――。(番組名は正確ではありませんが、ネット検索すればより詳しい情報にたどり着けるでしょう。)


 NHK 『えん罪弁護士』
 放火や痴漢容疑など、金にも名誉にもならない小さな刑事事件をあつかう異色の弁護士・今村核さんを紹介。

 戦中ではなくこの21世紀にも、警察官の決めつけと恫喝がまかり通る取り調べ。やましい事はないから大丈夫とひとたび出向けば、「自白するまで家に帰れない」という恐怖のシステム。
 「身に覚えのない痴漢に間違われたらとにかく逃げろ。捕まった時点で終わり」というどこかで聞いた不謹慎な忠告は、あながち不謹慎ではなかったのか。これではひどい目にあった肝心の被害者たちも救われないだろう。

 裁判所も同様。起訴されたら「有罪率99.9%」という恐るべき数字。
 「疑わしきは罰せず」「推定無罪」の理念の逆を行く、閉ざされた日本の司法の怠慢と変質に戦慄した。録画しておいた番組が終わってもしばらく立ち上がれなかった。

 政治家の腐敗と暴走すら止められない日本国民が、この密室の権力を正す術などあるのだろうか。市民ひとりひとりによる、地道な権力監視と発信・連携・・・。地道だがひとりひとりの不断の努力と良心が試されている。
 「民主主義は誰かが守ってくれる」 と思っている時点で、それは民主主義ではない。
 
19:56  |  ニュース&カルチャー  |  コメント(0)  |  EDIT  |  上へ↑

【ニュース&カルチャー】 2017.05.03 (Wed)

日本国憲法施行70年

 
 座右の書は日本国憲法。
 その第9条は、ぼくにとってアイデンティティーの根源というべきもの。自分が日本人であることより重要だ。
 普遍的な理想をうたった完璧な内容と、70年間の平和は人類史上でもこの上ない財産である。

 安倍自民の改憲には断固として反対する。
 一度変えればズルズル一国民の人権は削られていくだろう。治安警察法から維持法へ。国家総動員法へ。国民徴用令へ。かつて国民の人権を踏みにじって日本を守ろうとした結果は、日本史上最大の死と破壊でしかなかった。
 改憲は、その時の末裔である安倍にとっての利益でしかない。そういう人間に丸投げするのか。

 力のない小さな一国民にとっての、最後の最大のよりどころがこの日本国憲法。興味ない、何となく不安、隣国けしからん・・・、そう思っていられるのもこの憲法に保障されていてこそだ。
 
23:42  |  ニュース&カルチャー  |  コメント(1)  |  EDIT  |  上へ↑

【ニュース&カルチャー】 2017.01.09 (Mon)

聖地メッカのライブストリーム

【YouTube】聖地メッカのライブストリーム
(画像だけ拝借)
【YouTube検索】Makkah Live HD
(リンク元のYouTubeで、「ライブ配信中」とあるものをどうぞ。)


初詣だなんだで街がごったがえす新年。

「いま世界で一番にぎやかな場所はどこだろう?」と考えたら、

イスラムの聖地メッカを真っ先に思い浮かべました。

いろいろ調べたところ、YouTubeにメッカを生中継したライブストリーム動画を発見。

定点カメラでずーっと映しているだけですが、絶えることのない人の渦はさすが壮観。


エンドレスに続く動画の、朗々と歌いあげるお経?に魅かれて再生しっぱなしにしていたら、

ちょうどお祈りの時間にもめぐりあうことができました。

中央の四角い神殿に向かって、同心円状に並んだ人々が一斉にかしずく様は、

ライブで見るとまた圧倒、圧巻。

いま世界中の何億が、この地この一点に向かって同心円を描いている!


思い返せばイスラム教のことはほとんど無知でした。

この場所の名前も、この黒い建物の名前も知らなかった。


今年も勉強。

そして今年こそは世界が平和でありますよう。

 
22:33  |  ニュース&カルチャー  |  コメント(0)  |  EDIT  |  上へ↑